「豚まんの元祖」はいつごろ出てきたの?
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。2月1日放送分のテーマは「豚まん」です。
関西などの西日本では、肉まんは「豚まん」と呼ばれることが多いそうです。理由として、昔から特に関西などでは牛肉文化が根付いており、肉と言えば「牛肉」を指すとされています。
そのため、「肉まん」だと「牛肉入りのまんじゅう」に思われてしまうので、豚肉入りのまんじゅうは「豚まん」と呼び、はっきり区別しているそうです。
「豚まんの元祖」と言われているのが、神戸・元町にある「老祥記」の「豚饅頭」です。中国・天津地方の饅頭を、味も名前も日本人になじむものにしようと考え、1915年(大正4年)に誕生しました。
戦後、この「豚饅頭」を大きめにして大阪人好みの味付けにしたのが、「蓬莱本館」と「551蓬莱」の豚まんです。ルーツはどちらも同じだそうですが、現在は別会社となり、味も製造方法も異なります。
「蓬莱本館」の豚まんは冷蔵や冷凍で販売しているのに対し、「551蓬莱」の豚まんは売店でつくりたてを販売しているそうです。
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