「ぐんまフラワーパークプラス」リニューアルオープン

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7日、群馬県が大規模改修を進めていた前橋市柏倉町の「Gunma Flower Park+(ぐんまフラワーパークプラス)」が完成し、オープニングセレモニーが開かれた。当日は、山本一太群馬県知事らがテープカットを行い、関係者らが新たな施設の完成を祝った。

テープカットの模様

テープカットの模様

「Enjoy!花と遊ぶ」をコンセプトに、花を見て楽しみ、触れて楽しみ、香りを味わい、作品を作り、味覚でも堪能するなど、五感を通じて花と触れ合う多彩な体験を用意。

季節ごとに咲く花が変わるメインフラワーガーデン

季節ごとに咲く花が変わるメインフラワーガーデン

式典で山本知事は「このフラワーパークのポテンシャルをさらに最大限引き上げ、時代の変化と来園者の多様なニーズにこたえるため、リニューアルオープンした」とあいさつ。来賓客がバラの花びらのフラワーシャワーで門出を祝った。

ぐんまフラワーパークプラスのエントランス

ぐんまフラワーパークプラスのエントランス

園内はマリーゴールドやジニア、ケイトウなど秋の花々が色鮮やか。フラワーホールでは、地元や園内で採れた食材を使用したオリジナルスイーツやハーブティーを提供するカフェや、花を蒸留してアロマを抽出するなどの体験ができるスタジオも。

園内に咲くマリーゴールド

園内に咲くマリーゴールド

また、ミナモテラスでは群馬県産の食材を楽しめるレストランや、パンやスイーツ、オリジナル商品を販売するマーケット、草木染めやたたき染めなどが体験できる広いアクティビティスペースもある。

ドライフラワーのシャンデリアがあるフラワーホール

ドライフラワーのシャンデリアがあるフラワーホール

パークのテーマカラーであるイエローに合うバラを探すなか、未発表の新品種に巡り合い、オリジナルローズとして「ココンジョーヌ」と命名。園内ガイドのパンフレットの表紙写真に使用している。

ぐんまフラワーパークプラスのオリジナルローズ「ココンジョーヌ」

ぐんまフラワーパークプラスのオリジナルローズ「ココンジョーヌ」

ココンは“繭”、ジョーヌは“黄色”を意味し、「黄色い繭」を表現していて、群馬を代表する絹文化を象徴する名前と、花姿も繭のように丸みを帯びていることから、名付けたとのこと。

山本一太・群馬県知事

山本一太・群馬県知事

山本知事は、「地形をそのまま活かし、段差や空間もあっていろんな顔があって魅力的な場所に生まれ変わった。今後は映画のロケに使われるなど、群馬県・前橋の新しい観光名所になると確信している。要人とここで会談もしたい」と述べた。

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