茨城で「秋冬白菜目揃え会」開催 今年の白菜は良い出来

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24日、茨城県八千代町で、JA常総ひかり白菜部会連絡協議会 秋冬白菜目揃え会が開催され、八千代・下妻・常総の3地区の生産者や市場関係者、JAなど約100名が参加した。

 目揃え会に出された白菜

目揃え会に出された白菜

これまで販売については地区ごとにそれぞれ行ってきたが、今回から3地区が一緒になって取り組むことになった。

白菜の大きさなどを確認し合う様子

白菜の大きさなどを確認し合う様子

JA常総ひかり白菜部会連絡協議会 猪瀬義明会長

JA常総ひかり白菜部会連絡協議会 猪瀬義明会長

最初にJA常総ひかり白菜部会連絡協議会の猪瀬義明会長から「猛暑と干ばつという大変厳しい状況だったが、無事に収穫の時期を迎えた」と挨拶。

JA常総ひかり 堤 隆 代表理事組合長

JA常総ひかり 堤 隆 代表理事組合長

続いてJA常総ひかり 堤 隆代表理事組合長は「農家の皆さんが丹精込めて育てた白菜の品質を確認頂き、しっかり基準を統一することで、より良い商品を市場に提供していく。生産者の皆さんには目揃え会で決定した規格を遵守して頂くことで産地としての信頼につながる。安全・安心な白菜を安定供給する責任を全うしていく」と想いを述べた。

大果大阪青果の山本尚 野菜部参与

大果大阪青果の山本尚 野菜部参与

続いて卸売販売の株式会社大果大阪青果の山本尚参与から今年の販売情勢について「我々販売する担当者に、異物混入などがない安心、どの箱を開けても同じ品質的な安心、最盛期に向けて売り込んでいく際に安定した数の出荷供給をしてもらえる安心の”3つの安心”を頂けたら他の産地よりさらに販売ができるようになる」と語られた。

白菜を切って中の様子を見る

白菜を切って中の様子を見る

そして担当から白菜の箱詰めについての指示や重量、出荷上の注意点などを確認し、出荷規格を統一した。今年は135名の生産者が約359ヘクタールでハクサイを栽培し、11月中旬の最盛期には日量3万ケースの出荷を見込んでいる。

白菜の重量等を調べる様子

白菜の重量等を調べる様子

今年の白菜の出来について猪瀬義明会長は「大変良い出来になった」と言い、おすすめの食べ方として「鍋なども良いが、是非生で食べて頂きたい」とのこと。大果大阪青果の山本尚さんは「茨城でも特に常総ひかりの白菜は品質も安定していて、関西でも評価を頂いている。ますます販路が広がれば良い」と話した。

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