1968/6/30ジャッキー吉川とブルーコメッツ「草原の輝き」発売【大人のMusic Calendar】
ジャッキー吉川とブルーコメッツが歌入りオリジナル曲による10枚目のシングル盤として「草原の輝き」(作詞:橋本淳/作曲:井上忠夫)をリリースしたのは、1968年6月30日のことだった。 1966年3月に発売された「青い瞳」…
ジャッキー吉川とブルーコメッツが歌入りオリジナル曲による10枚目のシングル盤として「草原の輝き」(作詞:橋本淳/作曲:井上忠夫)をリリースしたのは、1968年6月30日のことだった。 1966年3月に発売された「青い瞳」…
1966年6月29日午前3時39分、台風騒動の中、日航機412便「松島」がビートルズを乗せて羽田空港に到着。この日は1日中、記者会見や取材などが中心となった。 翌30日夜から7月1日昼夜、7月2日昼夜の3日間の5公演が武…
ポール・マッカートニーが、80年の幻の日本公演でも間違いなくやっていた新曲。今回のテーマはその曲――「カミング・アップ」についてだ。 「定型」に則ったメロディアスな曲を書くだけでは、きっと飽きちゃうんだろう。何でもできち…
6月27日はフィルモア・イーストが閉鎖された日(71年)となるが、世界中にその名を轟かした「フィルモア」というライヴの殿堂がサンフランシスコにあったことは良く知られている。フィルモアは元々はボールルーム(ダンスホール、社…
1964年の夏、ビートルズの映画『ビートルズがやって来る! ヤァ! ヤァ! ヤァ! 』を観た帰り道に、ロジャー(当時はジム)・マッギンは決心したという。フォーク・ギターやバンジョーを手放し、エレクトリック・ギター、それも…
1977年に「硝子坂」でデビュー・ヒットを飛ばし、各種新人賞を獲得。その後も「潮騒のメロディー」や「私はピアノ」といったヒット曲を連ねた高田みづえは、様々なバラエティ番組に出演してタレントとしても活躍した。1985年に当…
斉藤和義は現在、5月11日から始まった約5年ぶりの弾き語りツアー“雨に歌えば”の真っ最中。6月20、21日の中野サンプラザ2daysを終えた今日は、ツアー最後半へと向けて腕や喉が鳴っていることだろう。 今ツアー3公演目、…
本日6月21日は作曲家・都倉俊一の誕生日。70年代の歌謡曲に大変革を起こした都倉は1948年生まれ。歌謡曲シーンでは戦後世代初の職業作曲家でもあった。 父が外交官だった関係で、小学校と高校はドイツで過ごした。バイオリンは…
6月20日、ブライアン・ウィルソンは75歳の誕生日を迎える。 現在はペット・サウンズツアーの最中でアル・ジャーディン、ブロンディ・チャップリンらと共に各地を回っている。 老齢で尚、精力的なライブ活動を行っているミュージシ…
シンガー・ソングライターという言葉、いまでは誰もが普通に使っているが、いつごろから使われはじめた言葉か、知っている人は意外に少ない。日本では、1970年から71年ごろにかけてまず洋楽アーティストの紹介に使われ、それがヒッ…
67年はサンフランシスコに端を発したヒッピー、サイケデリックの流れが全米、世界各地へと波及し、言わば頂点を極めた年だった。 象徴的だったのは、67年の幕開けを飾った伝説のフリー・コンサート『HUMAN BE-IN』だろう…
ビートルズが来日した1966年は加山雄三ブームが世を席巻した年でもあった。そのきっかけは前年1965年12月に、エレキ・ブームが反映された人気シリーズの一作『エレキの若大将』が封切られ、その主題歌としてリリースされた「君…
30年前の今日、マドンナが、大阪球場で、日本初ライブ! がっ、この頃、ワタクシ、マドンナに全く興味が無かったのであります。 モチロン、1984年のメガヒット「Like a Virgin」でのライブパフォーマンスやそのファ…
今年、結成50周年を迎えたシカゴは、レコード・デビューからほどない1970年夏に生まれた大ヒット「長い夜」をきっかけに、一躍、世界の表舞台へと躍り出る。 トランペット、トロンボーン、サックスを前面に掲げた、彼ら曰く「ロッ…
音楽をやるために生まれてきたんだろうなと感じてしまうミュージシャンがごくまれにいる。エレファントカシマシの宮本浩次はそんな稀有なひとりだ。曲を作ること、歌を歌うこと、ステージでパフォーマンスすること、それらの音楽活動から…
「ゴー・ゴー・ナイアガラ」は1975年6月9日月曜日の夜中、というより10日火曜日の朝午前3時にラジオ関東(現アール・エフ・ラジオ日本)で始まった。衝撃的な時間。なかなか聴けるものではない。真っ暗な時間。コンビニも全くな…
ある人は、『シルク・ディグリーズ』のお洒落なジャケットを手に、AORの代表的な存在としてのボズ・スキャッグスについて、その魅力を説く。いや、マッスル・ショールズ録音のアトランティック盤(『ボズ・スキャッグス』)こそが一番…
今から48年前の1969年の6月7日、ロンドンの観光名所であり、市民の憩いの場でもある広大な敷地の公園「ハイド・パーク」で、当時まさに世界の耳目を集めたバンド、ブラインド・フェイスがそのデビュー記念のフリー・コンサートを…
タレント、コメディアン、俳優、ミュージシャン、司会者など、多彩な活躍を遂げてきた堺正章は戦後芸能史における特筆すべきエンターテイナーのひとりである。喜劇俳優・堺俊二を父に持ち、幼い頃から芸能界に身を置いていたことで培われ…
『ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー』(1979年9月25日発売)の爆発的大ヒットで、YMO人気は一気に子どもたちにまで浸透するようになったが、この機を逃すまいとアルファ・レコードは新しいタイトルを次々リリースする。『ソ…
本日6月2日は、ローリング・ストーンズのドラマー、チャーリー・ワッツの76回目の誕生日。 ロックンロールの代名詞のようなバンドのグルーヴを長く支え続けてきたのがチャーリー。決して派手とは言えないプレイ・スタイルにも関わら…
本日6月1日は、ゴダイゴのギタリスト浅野孝已の誕生日。66歳となった現在もゴダイゴでの活動と並行して、自身のバンド「T.A.G.C TOKYO」の他、様々なユニット、プロジェクトでの演奏活動を精力的に展開している。しかも…
ピーター・ポール&マリーといえば、多くの人たちにとっては1960年代と密接に結びついているのではないだろうか。1961年にピーター・ヤーロウ、ノエル・ポール・ストゥーキー、マリー・トラヴァースの三人で結成されたピ…
今から約40年前、僕がジミー時田さんに弟子入りして、新宿の『WISHBONE』というカントリー音楽専門のライヴハウスでウエイターをしていたときに、一度だけ小坂一也さんをお見かけしました。当時は、歌手というより、俳優さんと…
本日5月29日は、第35代アメリカ合衆国大統領だったジョン・F・ケネディの誕生日である(1917年、マサチューセッツ州の出身)。多くの方がご存知のように、彼は在任中の1963年11月22日に遊説先のテキサス州ダラスでパレ…
本日は不世出のトランペッター、マイルス・デイヴィスの91回目の誕生日である。マイルスがジャズをリードし続けたことはご存じだろうが、どのように牽引したかは見解が分かれるだろう。僕はロック好きだが、マイルスのジャズが別格に好…
戦後の歌謡界に燦然と輝く大スター、美空ひばりが最も多くのヒットを連ねたのは1950年代に遡る。しかし1960年代に入ってからも女王の活躍は続いた。64年に出された「柔」が翌65年の日本レコード大賞を獲得した後も、66年に…
昨2016年のノーベル文学賞はボブ・ディランが受賞した。フォーク・シンガーのディランがノーベル文学賞なんてと、青天の霹靂のごとく驚いた人もいたかもしれない。しかしボブ・ディランがノーベル文学賞を受賞するかもしれないという…
最近、コトリンゴの「悲しくてやりきれない」であらためて脚光を浴びたのが、サトウハチローの存在だ。映画『この世界の片隅に』に使われたこの曲のオリジナルは、1968年のフォーク・クルセダーズのヴァージョンで、その作詞者がサト…
昨年2016年、夏の話題をさらった映画『シン・ゴジラ』(東宝、2016年7月29日公開、総監督:庵野秀明/監督:樋口真嗣)。今年3月に発表された「第40回日本アカデミー賞」では、作品賞、監督賞、撮影賞、照明賞、美術賞、録…