語呂合わせとは
『語呂合わせ』とは“ことわざや俗語などに、似たような音をあてて意味の全く異なる言葉にしたりするもの”です。
電話番号やクルマのナンバープレートを覚える時、その人ならではの覚え方があるかと思います。それも『語呂合わせ』の1つです。
よくある『〇〇の日』
よく耳にする『マルマルの日』や『記念日』は、『語呂合わせ』が由来になっていることが多いそうで、例えば11月22日の『いい夫婦の日』。これは『11』を“いい”、『22』を“夫婦”と読む、語呂合わせです。
ちなみに11月2日は『タイツの日』だそうです。タイツは片足ずつ編んで、後で1つに縫い合わせます。“その姿が数字の『11』と似ていて、 2つがペアであること”、“11月からは、女性がタイツでオシャレをするベストシーズンであること”が、由来となっているそうです。
数学の『√』の場合
『語呂合わせ』は、学校の勉強にもよく使われていて、例えば数学の『√(ルート)』を覚える時、
『√2』の『1.41421356』を『ひとよ・ひとよに・ひとみごろ』
『√3』の『1.7320508』を『ひとなみに・おごれや』
『√5』の『2.2360679』を『ふじさんろく・おうむなく(富士山麓オウム鳴く)』といった覚え方です。
歴史の年号の場合
歴史の年号を覚える時にも『語呂合わせ』が使われていて、例えば、都が奈良から京都に移って(遷都)、平安時代が始まった西暦794年を『鳴くよ(794)ウグイス平安京』という覚え方です。
また、鎌倉幕府が成立したとされる西暦1185年を『いい箱(1185)つくろう鎌倉幕府』。
さらに鎌倉幕府繋がりでは、源頼朝が征夷大将軍に就任した西暦1192年を『いい国(1192)つくろう鎌倉幕府』という語呂合わせによる覚え方もあります。
(2016/11/2放送分より)
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