これが禁酒法時代のギャングの愛と生き様!【しゃベルシネマ by 八雲ふみね・第207回】

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さぁ、開演のベルが鳴りました。
支配人の八雲ふみねです。
シネマアナリストの八雲ふみねが、観ると誰かにしゃベリたくなるような映画たちをご紹介する「しゃベルシネマ」。

今回は、5月20日から公開の『夜に生きる』を掘り起こします。

禁酒法時代、ギャングの生き様と破滅的な愛を描いたクライム・エンターテインメント


1920〜30年代、禁酒法時代のアメリカ・ボストン。
ボストン警察の幹部を父に持ち、厳格な家庭で育ったジョーは、父に反発しては仲間との強盗を繰り返し、ギャングの世界へと入り込んでいく。

ある日、ジョーは強盗で入った賭博場でエマという美女と出会い、恋に落ちる。
しかし彼女は、あろうことか対立組織のボスの娼婦。
これは裏社会において絶対に超えてはならない一線だった。

欲しいものをすべて手に入れるためには、ギャングとしてのし上がっていくしかない。
こうして、ジョーの運命の歯車が大きく狂っていく…。


原作は、『ミスティック・リバー』など数々の映画化原作で知られるデニス・ルヘインのノワール小説。
愛と欲望、裏切りと復讐…。そのすべてを手に入れ、すべての夢を叶えるために“夜に生きる”ことを決意した男の姿を描いた、極上のクライム・エンターテインメントが誕生しました。

全米でベストセラーとなった傑作小説をスクリーンに焼き付けたのは、アカデミー賞受賞作『アルゴ』以来、実に5年ぶりの監督作となるベン・アフレック。
本作ではメガホンを取るだけでなく、製作・脚本・主演も務めていることからも、この作品にいかに惚れ込んでいるかが伺えることでしょう。
アフレック扮するジョーを取り巻く3人の女性を、シエナ・ミラー、エル・ファニング、ゾーイ・サルダナがそれぞれ魅惑的に演じています。
1920年代アメリカの美術やファッションも忠実に再現したゴージャスな世界観も見応えたっぷりで、古き良きハリウッド映画を彷彿させる重厚感ある作品となりました。

ところで注目したいのが、製作に名前を連ねているレオナルド・ディカプリオ。
なんでもディカプリオがいち早く映画化権を獲得し、ベン・アフレックに監督のオファーをしたのだとか。
高潔なダークヒーローのようなアフレック版ジョーも魅力的ですが、個人的には、ディカプリオが演じるジョーも見てみたかった!?


一度好きになった女性は、どんな状況になっても愛し抜く。
組織に束縛されず、自分の道を突き進む。
クールでカッコいい一匹狼の男の生き様には、男女問わず引き込まれる要素がふんだんに詰まってます。
大きなスクリーンから伝わってくる“男の美学”に酔いしれてください!


夜に生きる
2017年5月20日から全国ロードショー
監督・脚本・製作:ベン・アフレック
出演:ベン・アフレック、エル・ファニング、ブレンダン・グリーソン、クリス・メッシーナ、シエナ・ミラー、ゾーイ・サルダナ、クリス・クーパー ほか
©2017 Warner Bros. Japan LLC All rights reserved.
公式サイト https://warnerbros.co.jp/c/movies/yoruni-ikiru/

八雲ふみね,しゃベルシネマ

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