高栄養価の『小松菜』は1年中採れます!【鈴木杏樹のいってらっしゃい】

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小松菜

緑黄色野菜の中でも、高い栄養価を誇る『小松菜』についてです。

小松菜は『アブラナ科』の品種で、ダイコンやキャベツ、カブ、チンゲンサイなどと同じ仲間です。
アクやクセがなくて、シャキッとした食感が魅力で、お浸しや和え物、炒め物など幅広く利用されています。

小松菜の原種と見られる野菜は、南ヨーロッパの地中海沿岸や北欧などで確認されています。
それが中国などを経由して日本に伝わったそうです。

寒さに強い、冬の代表的な野菜であることから『冬菜(ふゆな)』とか『雪菜(ゆきな)』とも呼ばれていて、特に霜が降りたものは甘みが増して、格段に美味しくなるそうです。

小松菜は栽培期間が短くて、様々な環境に適応出来て、栽培しやすいことから、1年を通して全国各地で生産されています。

そんな小松菜の仲間に『つまみ菜』があります。
これは小松菜を、若い芽の段階で摘み取ったもので、『まびき菜』とも言われています。
クセがなく柔らかいので、生のままサラダにしたり、お浸しや和え物、炒め物などに向いています。

そして『ちぢみ小松菜』です。
これは従来の小松菜よりも、葉っぱが縮んでいる小松菜です。
冬の寒さにさらして栽培するので、葉っぱが縮むそうです。
旨味が濃くて歯ざわりが良くて、食感が優れて、さらに甘みがあります。
お浸しや炒め物にピッタリです。

(2017/5/22放送分より)

スズキ・ハッピーモーニング 鈴木杏樹のいってらっしゃい

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