いまや何でも「ポイントサービス」の世の中ですが、最近は「健康になるとポイントが貯まるサービス」もあるそうです。
特に多いのは「歩くと得をするサービス」。
例えば、スマホアプリの『歩いておトク』では、専用のアプリをダウンロードして、スマホを持ちながら歩くだけで、実店舗でも使えるポイントが貯まります。歩数計機能で歩数を計測し、一定歩数歩くとランダムでポイントを獲得できます。
ウォーキングを始めてもすぐに飽きて辞めてしまう人がいますが、そんな時にポイントや割引の為に歩こうという動機づけがあったらいいですよね。その動機づけを「ポイントサービス」がやってくれるわけです。
歩くことで健康になり、ポイントも貯まる。
お互いにメリットがある新しいサービスが登場しているというわけです。
そして最近は 自治体も『健康ポイント制度』を取り入れています。
健康づくりに取り組むことでポイントが貯まり、商品券などの様々な特典と交換できる制度で、健康診査や各種がん検診を受ける、運動イベントに参加する、そんな行動に準じてポイントが貯まります。貯まったポイントは自治体によって異なりますが、施設の利用に仕えたり、食事券に交換できたりします。
この健康ポイント制度は、「医療費の抑制」という形で効果が出ています。
厚生労働省では、2年間、健康ポイント制度の実証実験を行ったんですが、その結果、制度に参加した人としなかった人では、年間医療費が1人当たり4万3,000円 抑えられたそうです。その調査をもとに計算すると、年間に約5億円の医療費を抑制できるそうです。
ポイント制度を活用することで、健康や運動へのモチベーションがあがれば、生活習慣病の予防になったり、将来的な医療費への抑制にもつながります。
健康とポイント、あなたの自治体でもやっているかもしれません。お得に健康を手に入れてみましょう。
6月29日(木) 高嶋ひでたけのあさラジ!「三菱電機プレゼンツ・ひでたけのやじうま好奇心」より