トム・クルーズ主演で発進、ダーク・ユニバース第1弾『ザ・マミー 呪われた砂漠の王女』【しゃベルシネマ by 八雲ふみね・第246回】

By -  公開:  更新:

さぁ、開演のベルが鳴りました。
支配人の八雲ふみねです。
シネマアナリストの八雲ふみねが、観ると誰かにしゃベリたくなるような映画たちをご紹介する「しゃベルシネマ」。

今回は7月28日から公開となる『ザ・マミー 呪われた砂漠の王女』を掘り起こします。

邪悪な王女のミイラから世界を救え!スリルたっぷりノンストップ・アドベンチャー

トム・クルーズ主演で発進、ダーク・ユニバース第1弾『ザ・マミー 呪われた砂漠の王女』【しゃベルシネマ by 八雲ふみね・第246回】
ユニバーサル・ピクチャーズが往年のモンスター映画を連続リメイクするために立ち上げたレーベル“ダーク・ユニバース”。
その第1弾となるのが、トム・クルーズ主演の『ザ・マミー 呪われた砂漠の王女』です。
往年のホラー映画『ミイラ再生』をリブートした、夏休みにピッタリなハラハラドキドキが満載のアドベンチャー超大作が誕生しました。

トム・クルーズ主演で発進、ダーク・ユニバース第1弾『ザ・マミー 呪われた砂漠の王女』【しゃベルシネマ by 八雲ふみね・第246回】
中東の戦闘地帯で、古代エジプトの文字が刻まれた石棺が発見された。
発掘に立ち会った米軍関係者のニックは考古学者のジェニーらと共に、石棺をイギリスに輸送して調査を進めようとする。

しかし、その途中でトラブルが発生。
ジェニーはかろうじて脱出したものの、ニックを乗せた輸送機はロンドン郊外に墜落、石棺は行方不明になってしまう。

やがて石棺の中から、古代エジプトの王女アマネットが目覚める。
彼女は次期女王になる約束を裏切られた怒りから闇に堕ち、生きたまま石棺に封印されてしまったのだった。
目覚めたアマネットは復讐を開始、世界は恐怖のどん底に突き落とされていく…。

トム・クルーズ主演で発進、ダーク・ユニバース第1弾『ザ・マミー 呪われた砂漠の王女』【しゃベルシネマ by 八雲ふみね・第246回】
強大な敵に立ち向かう主人公のニックを演じるトム・クルーズをはじめ、“ダーク・ユニバース”第1弾を飾るキャスト陣は豪華絢爛。

王女アマネット役にソフィア・ブテラ、物語の鍵を握るジキル博士役をラッセル・クロウ、考古学者ジェニー役をアナベル・ウォーリスと今のハリウッドを象徴する華やかな顔ぶれが揃います。

監督は『ミッション:インポッシブル』シリーズなど、数多くの脚本・プロデュースを手掛けたアレックス・カーツマン。
神話に封印された邪悪な王女復活の物語を、夏の風物詩“モンスターハウス”の臨場感そのままにスリル満点に描き出しました。

トム・クルーズ主演で発進、ダーク・ユニバース第1弾『ザ・マミー 呪われた砂漠の王女』【しゃベルシネマ by 八雲ふみね・第246回】
一体、いつ、どこからミイラやアンデッドが飛び出してくるか。
このドキドキ感こそ、本作の醍醐味。

しかもミイラと言えば男性のイメージが強いものですが、今作で登場する最強ミイラは女性。
ミイラを封印した地下の迷宮、輸送中の飛行機内、そして水の中と、まさに神出鬼没なミイラを女性に…と発案したのは、カーツマン監督自身。
この前代未聞なアイデアは本作に新たな息吹を与え、“ミイラ=干涸びた死体”というイメージを一新。
象形文字のタトゥーを全身にまとった王女アマネットは“ミイラ=美しすぎるモンスター”という新たなイメージを生み出すことに成功しました。

今後も『フランケンシュタインの花嫁』、『狼男』、『ドラキュラ』などの作品のリブートが控えているという“ダーク・ユニバース”シリーズ。
現在のVFXアクションの礎を築いたとも言われるクラシック・モンスター映画たちをどのように現代に蘇らせるか、ますます注目が高まります。
まずは、第1弾となる本作で、この夏イチバンのスリルを味わって。

トム・クルーズ主演で発進、ダーク・ユニバース第1弾『ザ・マミー 呪われた砂漠の王女』【しゃベルシネマ by 八雲ふみね・第246回】
ザ・マミー 呪われた砂漠の王女
2017年7月28日から全国ロードショー
監督:アレックス・カーツマン
出演:トム・クルーズ、ソフィア・ブテラ、アナベル・ウォーリス、ジェイク・ジョンソン、コートニー・B・ヴァンス、ラッセル・クロウ ほか
©Universal Pictures
公式サイト http://themummy.jp/

連載情報

Tokyo cinema cloud X

シネマアナリストの八雲ふみねが、いま、観るべき映画を発信。

著者:八雲ふみね
映画コメンテーター・DJ・エッセイストとして、TV・ラジオ・雑誌など各種メディアで活躍中。機転の利いた分かりやすいトークで、アーティスト、俳優、タレントまでジャンルを問わず相手の魅力を最大限に引き出す話術が好評で、絶大な信頼を得ている。初日舞台挨拶・完成披露試写会・来日プレミア・トークショーなどの映画関連イベントの他にも、企業系イベントにて司会を務めることも多数。トークと執筆の両方をこなせる映画コメンテーター・パーソナリティ。
八雲ふみね 公式サイト http://yakumox.com/

Page top