靴下3大産地のあの県が毎年開催!靴下まつり
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『奈良県』、『東京』と並んで『兵庫県』は“靴下の3大産地”の1つです。2015年の統計によりますと、『紳士用の靴下の生産量』では日本一です。そんな兵庫県の中でも、加古川市(かこがわし)周辺が県の生産量の約半分を占めているそうです。
兵庫県での靴下の製造は1886年(明治19年)。現在の加古川市志方町(しかたちょう)の住民の方が、中国・上海から、手動式の靴下編み機を持ち帰って靴下作りを始めたのがキッカケとされています。
他にも1900年(明治33年)、大阪から自分で作った編み機を10台ほど持って、志方町で靴下作りを始めた方がいたそうです。それが“加古川での靴下作りの草分け”という説もあるそうです。
加古川地方では古くから米や塩、木綿が特産物として有名でした。それが織維工業の発展にともに、手織りの木綿を材料にして靴下が作られるようになったそうです。そして明治時代になって、靴下の編み機が持ち込まれて、工場で作られるようになってからは、農家の方々が副業として、靴下を手掛けるようになりました。
そんな加古川では毎年、この時期になると加古川の靴下をPRするためのイベント『靴下まつり』を開催しています。第21回を迎える今年は、11/14(火)に『加古川プラザホテル』で行われました。靴下や肌着のバーゲンなどもあって、入場無料でした。
(2017/11/8放送分より)
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