トンカツは西洋料理 はじまりはフランスのあの料理!
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トンカツの基礎知識
トンカツとは
今回、『トンカツ』をテーマにしたのは、私が頂いた雑誌で“トンカツ特集”をやっていて、それをこの番組のスタッフと一緒に見ていたところ、『トンカツ』にしましょう! となりました。
『トンカツ』を辞書で調べますと、“西洋料理の1つ。牛肉や豚肉などの切り身に、小麦粉・溶き卵・パン粉をつけて油で揚げたもの。カツ”とあります。
起源はフランスの『コートレット』
この『カツ』とは『カツレツ』の略で、語源はフランス語の『コートレット』と言われています。
『コートレット』とは“子牛や豚、羊などの骨付き肉”のことで肉にパン粉の衣をつけて、バターで焼く料理のことも『コートレット』と呼ぶそうです。
この『コートレット』を英語読みしたのが『カットレット(cutlet)』で、『カットレット』が『カツレツ』になったとされています。
『カツレツ』の中でも“豚肉を使ったもの”のことを『ポークカツレツ』と呼んでいましたが、『ポーク』を日本語で『豚(とん)』と呼ぶようになったことから『トンカツ』という名前になったとされています。
カツとフライの違いとは
『カツ』は肉、『フライ』は魚や貝、野菜
『トンカツ』の『カツ』と同じように、パン粉をつけて油で揚げた料理に『フライ』がありますよネ。
でも『トンカツ』と呼んでも、『トンフライ』とは言いません。
この違いですが、基本的に『カツ』は“牛や豚、鶏などの肉にパン粉をつけて揚げたもの”のことで“魚や貝、野菜に衣をつけて揚げたもの”を『フライ』と呼ぶそうです。
『エビフライ』『アジフライ』『牡蠣フライ』『オニオンフライ』などが『フライ』の代表です。
(2017/12/4放送分より)
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