古代エジプトでカーテンとして布の代わりに使われていたものは?

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『カーテン』を辞書で調べると『光や音などをさえぎったり、お部屋を仕切ったりするために、窓や室内に吊るす布。装飾のためにも用いられる』とあります。

そんなカーテンですが、紀元前の古代エジプトの時代に原型となるものが既にあったそうです。但し当時は布ではなく、獣の皮が使われていました。洞窟などの入口に、獣の皮を吊り下げて、風が入るのを防いで、寒さをしのいでいたそうです。また入口に吊るすことで、ドアのような役割を果たしていました。

その後、布が作られるようになってからは、獣の皮だけでなく布も使われるようになりましたが、それでも主な目的は寒さを防ぐためでした。

このように“寒さを防ぐため”に使われていたカーテンですが、やがて“ベッドの周りを覆うもの”として利用されていきました。当時、エジプトの王様は夜になると、カーテンでベッドを囲うことで、誰からの視線も気にならない、自分だけの空間を作って、そこで自由な時間を過ごしていたそうです。こうしたカーテンの使い方がヨーロッパに広がって、それが現在の『天蓋(てんがい)付きのベッド』になったと言われています。

14世紀から15世紀になると、ヨーロッパでガラス窓が登場し、現在のように、カーテンで窓を覆うようになりました。当時はまだガラスがとても貴重だったので、ガラス窓がある家は裕福な貴族などに限られていました。そんなガラス窓を、少しでもキレイに見せるために・・・さらにはガラス窓の冷たい印象を、少しでも和らげて、温もりを演出するようにと、カーテンが使われていたそうです。

(2018/1/8放送分より)

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