認知症、筋肉の減少にチョコレートのミラクル
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株式会社マザーレンカの代表取締役社長・池田貴子が、黒木瞳がパーソナリティの番組「あさナビ」(ニッポン放送)に出演。年間50万個を売り上げる人気の健康志向チョコレート「ドクターズチョコレート」について語った。
黒木)今後チョコレート市場はどのようになっていくと思いますか?
池田)医学的な解明も進んでいます。その昔、王様のお抱え薬剤師が薬局でチョコレートを売ったのがスタートで、それがフランスのガレだったのです。スペインのお姫様がフランスにお嫁に行くときにカカオの実を持って行ったのです。門外不出だったカカオがフランスへ行ってそこで広がって、フランスの王様のお抱え薬剤師の方がこれはいいということで薬局で販売をしたという歴史的な流れがあります。
そのころは何となくいいということで広がったのですが、いまは医学的な解明がされて、例えば蒲郡市で行われた市民を巻き込んだ「チョコレート食べてどのくらい健康か」という市民の健康を測るための実験があります。そこではチョコレートを食べたことによって、血圧が高い人が低くなったり、脳由来神経栄養因子(BDNF)というのがあるのですが、それは認知症になると減るのですね、それがカカオのポリフェノールを1日650ミリ取ることによってBDNFが増えたというデータがあります。私どもはチョコレートで健康寿命を延ばしたいと考えています。
黒木)私も初めて聞きました。みなさん、ご存知ないですよね?
池田)これからいろいろなことが明らかになっていくと思います。毎年こういったシンポジウムでドクターの皆さんが発表されていらっしゃいますが、それによると年々筋肉が数%落ちていくことが、ポリフェノールを獲ることによって衰えが抑えられる。また、殺菌作用が高いので虫歯とか歯槽膿漏にも良い。
黒木)どうして殺菌作用があるのでしょうか?
池田)ポリフェノールには抗酸化作用の効果があります。虫歯も歯槽膿漏も菌の病気ですので、お口のなかを殺菌してくれます。あと、O157のような食あたりがありますが、あれに関しても、チョコレートと一緒に食べると発症率が下がるというデータもあって、腸内環境にもとてもいいと思っています。
池田貴子/株式会社マザーレンカ代表取締役社長
東京生まれ。1985年、東京女学館高校卒。
華道講師を経て、1996年、株式会社レーサムリサーチに入社。
2005年、株式会社グランドオーシャンホテルズ代表取締役社長に就任。その後、アパリゾートの執行役員社長に就任。
2008年、株式会社マザーレンカを創業。
2012年に健康に配慮した本格チョコレート「ドクターズチョコレート」の販売開始。現在では年間約50万個を売り上げる人気商品となっている。
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