脱水症状の前兆「隠れ脱水」を見分ける4つのサイン

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ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(7月20日放送)に「隠れ脱水委員会」の委員長である医学博士の中村集が電話出演。脱水症の前兆である隠れ脱水の見つけ方について解説した。

熱中症で10人が死亡。今年最多の206地点で猛暑日を記録

昨日は京都市で39.8度を記録するなど、全国で今年最多の206の地点で35度を超える猛暑日を記録した。熱中症による救急搬送が相次ぎ、昨日は全国で10人が熱中症の疑いで亡くなっている。

飯田)有楽町ニッポン放送屋上の温度計は既に30度を超えているという、今朝も暑い朝を迎えています。今日も各地は暑くなりそうです。専門家の方に電話をつないでいきます。熱中症の予兆と言われる症状に「隠れ脱水」というものがあるということで、「隠れ脱水委員会」の委員で、東京杉並区の集クリニックの委員長、医学博士の中村集先生にお話を伺います。
隠れ脱水症、これはどういったものなのでしょうか?

中村)脱水症というのは、進行するまでこれといった症状が出にくいのが特徴です。しかし、脱水症になりかけているのに、本人や周囲がなかなかそれに気がつかない。そのために有効な対策が取れていない状態を「隠れ脱水」と呼んでいます。

飯田)前兆が出にくいと見分けるのが難しいと思うのですが、何か手掛かりはあるのでしょうか?

中村)めまいや立ちくらみというのはよく言われていますが、「隠れ脱水委員会」では4つのサインを重視しましょうと言っています。「ベタっ」「だるっ」「フラっ」「いたっ」という4つです。
まず「ベタっ」というのは、首筋がベタベタしてくる感じです。汗をかいていないようで、実は汗をかいているのが1つの兆候ですね。
「だるっ」というのは体のだるさがなかなか取れないということです。食欲が落ちるとだるくなって、喉の渇きも感じにくくなるわけです。

飯田)夏バテかと思いますけれども、そうじゃない可能性も疑わなくてはいけないわけですね。

中村)そうですね。それから「フラっ」はめまい、立ちくらみ、ふらつきですね。体の水分が失われると血液がドロドロになりますので、血液の滞りがめまいやふらつきの原因になります。
最後の「いたっ」というのは足が攣ったり、あたまが痛くなることです。脱水になると、塩やカリウム、カルシウムなどの電解質が不足します。そうすると筋肉が痙攣しやすくなるのです。この4つのキーワードが前兆であると考えています。

飯田)これをまず覚えておいて、この症状が出たら疑うと。疑ったあとの見分け方というか、これをやったらわかるよ、というものはありますか?

中村)隠れ脱水から脱水に至る症状としては、汗を大量にかくということが1番見分けやすいですね。

熱中症になってしまった場合の対処法

飯田)もし熱中症になってしまった場合、応急処置はどのようにしたら良いでしょうか?

中村)涼しいところに移動させることが大事です。それから横になって休ませて、体を冷やすことですね。保冷剤やペットボトルをタオルやハンカチに巻いて、首筋や脇の下など体の太い血管があるところに当てて体を冷やす。それから水分補給ですが、スポーツドリンクよりも経口補水液が良いでしょう。塩分がスポーツドリンクの2倍入っていますので、非常に効果的に脱水を改善させます。

飯田)そういうときは塩分も一緒に取らなくてはいけないと。

中村)塩分を取れといってもどれくらい取れば良いのかわからないと思うので、わかりやすいところとして、経口補水液が有効だと思います。

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