プリンとは? 始まりはプディングから
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プリンの基礎知識
プリンとは
一般には「カスタードプディング」のこと
プリンを辞書で調べますと、“「プディング」が転じたもの。一般には「カスタードプディング」のことをいう”とあります。
「カスタードプディング」とは、カラメルソースを入れた型にカスタードを注いで蒸したお菓子のことです。
「カスタード」とは牛乳や卵、砂糖や香料などを混ぜ合わせて調理したものです。
イギリスで作り始められたお菓子や料理
さらにプリンとは“イギリスで作り始められたお菓子や料理”とあります。
元々は小麦粉に卵と牛乳を混ぜて、肉やフルーツに塗って蒸したものだったそうです。
イギリスでは古くから、このような料理が食べられていたそうです。
プリンの歴史
プリンの元となる料理「プディング」
こうしたプリンの元となる料理「プディング」がイギリスで生まれたキッカケは16世紀の頃。
イギリスは世界中の海へと進出していました。
船での移動の場合、次に上陸するまで食料の調達が出来ません。
そのため余った食材を無駄にしないように・・・と、溶いた卵に肉や野菜の余りなどを入れて、一緒に蒸して固めて作ったのが「プディング(プリン)」です。
この料理がイギリス本土にも伝わって広がったそうです。
「カスタードプリン」のフランス語の意味は
「カスタードプリン」が誕生したのは、18世紀から19世紀のフランスだといわれています。
フランス語では「クレーム・ランヴェルセ」と呼ばれていますが、「ランヴェルセ」とは“ひっくり返した”という意味です。
出来上がったものを逆さにして、お皿に盛り付けるところからこの名前が付いたそうです。
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