効果音の達人が明かす 雨の音の作り方
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駿河台大学メディア情報学部の教授で、音響効果の専門家である大久保博樹がニッポン放送「土屋礼央 レオなるど」(8月14日放送)に出演し、効果音について語った。
大久保は、大学で映像音響デザインや、音響情報論、音楽情報処理について指導をしており、過去にはニッポン放送で音響効果を担当していた南二郎にも師事していたという。大久保は、実際に南が使用していた道具を使いながら、効果音の作り方を解説した。
大久保:これは、釣りで使う鉛。これを下に向けまして。
土屋礼央:それがうちわに無数ついてますね。
増山さやかアナウンサー:で、(うちわを)ちょっと斜めに揺らす。
大久保:下から上に向けて、(鉛が)うちわに当たりますよね。この音を「パラパラッ」っていう雨の降りだし音にしてます。
増山:雨粒の感じが出てますね。
大久保:ですから、人数がいるんですよ。5人ぐらいね。両手に持って、少しずつ音を出す。
土屋:これが、ゲリラ豪雨になるとすごいですね。
大久保:ゲリラ豪雨は、また別の小道具がありまして。非常によくできたシステムだと感じました。
普段あまり意識することのない効果音の作り方に、スタジオも大いに盛り上がった。
「土屋礼央 レオなるど」
FM93AM1242ニッポン放送 月曜-木曜13:00-16:00