なぜ豆まきに「落花生」を使う地域があるのか?
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豆まきに「落花生」を使う地域がある理由を解説
「ハロー千葉」では、千葉のイベント情報にあわせて耳より情報を紹介する。今回は「豆まきに落花生を使う地域がある理由」と、「ながらグリーンツーリズム」からイチジク摘み・栗拾い・落花生掘り・さつま芋掘りなどの体験イベント情報だ。
落花生というと、皆さん何を思い浮かべるでしょうか?
落花生はピーナッツとも呼ばれており、とても身近な食べ物ですよね。そのまま食べてもおいしいし、ピーナッツバターにしてパンに塗ってもおいしい。また、沖縄のジーマーミ豆腐の材料だったりもします。
ところで、節分の豆まきでは、一般的には炒った大豆を使いますよね。豆まきとは、厄災を豆に負わせて祓い捨てるものです。祓い捨てた豆から芽が出ては縁起が悪いため、炒った大豆を使うのだそう。
しかし、実は豆まきに落花生を使用する地域もあるんです。豆まきに落花生を使う地域とは、どこなのでしょうか?
豆まきに落花生を使う地域は、どこ?
豆まきに落花生を使う地域は、北海道・東北地方・新潟・宮崎・鹿児島など
節分の豆まきに落花生を使う地域は、北海道・東北地方・新潟・宮崎・鹿児島などです。
これらの地域では、なぜ豆まきに落花生を使うのでしょう?
豆まきに落花生を使う地域があるのはなぜ?
豆まきに落花生を使う地域があるのは、一説では「地面に落ちても見つけやすいから」
豆まきに落花生を使う地域があるのは、地面に落ちても見つけやすいからという説があります。
大豆は小さいため拾うのが大変ですよね。誤って踏みつけてしまうと、大豆の破片が周囲に飛び散ったりして片付けが面倒。その点、落花生は殻ごとまくので見つけやすいうえに、中の豆が汚れず食べるときも便利です。
落花生での豆まきは、地域の人々が編み出した生活の知恵なのかも
また、主に東北を中心とした雪国に広まっているところを見ると、雪の上に落ちた大豆はとても見つけにくいからなのではとも考えられます。ただでさえ雪深く寒い2月に、小さな大豆を探そうと長い時間外で過ごすのは大変です。
そう考えると、落花生での豆まきは大切な行事を末永く続けていくために地域の方が編み出した知恵なのかもしれません。
ちなみに、豆まきで使われる落花生は殻に入った状態で「1個」と数えるのが一般的なため、必然的に年の数よりたくさんの落花生を食べることになるそうです。
大人は大変ですが、子供にとってはより楽しい行事になりそうですよね。
まとめ ~豆まきに落花生を使う地域は?
豆まきに落花生を使う地域は、北海道・東北地方・新潟・宮崎・鹿児島などです。
これらの地域で豆まきに落花生を使うのは、地面に落ちても見つけやすいからという説があります。主に東北を中心とした雪国に広まっているところを見ると、雪の上に落ちた大豆はとても見つけにくいからなのではとも考えられます。
大豆は小さいため拾うのが大変ですが、落花生は殻ごとまくので見つけやすいですよね。中の豆が汚れないため、食べるときも便利です。
ながらグリーンツーリズムで落花生掘りを楽しもう(イベント終了)
ながらグリーンツーリズムでは、「実りに感謝し、収穫を喜び、味覚を楽しむ!」秋の収穫体験メニューをたくさんご用意しました。
なかでも、今が旬のお薦め体験は、イチジク摘み・栗拾い・落花生掘り・さつま芋掘りです。
イチジクは大粒で、果肉がピンクで甘い“桝井(ますい)ドーフィン”。カルシウム量は牛乳よりも多いそうですよ。
また、千葉県が本場の落花生“郷の香”やジャンボ落花生“おおまさり”の収穫もできます。
掘りたてを塩茹でして食べる『茹で落花生』は、産地ならではの味わい方で、あとを引くおいしさです。
そして、秋の味覚を代表する栗は、栽培が難しいことから「幻の栗」と言われる“利平”も栽培しており、収穫が期待できそうですね。
ぶどう狩りや稲刈り、自然薯掘りなどの収穫もお楽しみいただけますよ。
落花生掘り体験(2018年イベント終了)
申込み先: ※必ずご予約下さい!
大和久農場 代表 大和久 雅一
電話:0475-35-3920
体験時期 植え付け:2018年5月下旬
収穫:2018年8月20日頃~9月20日頃
所要時間:30分~1時間程度
【ハロー千葉】