犬だけど『猫舌』の子がいる？　犬も『虫歯』になる？

By - NEWS ONLINE 編集部　公開：2018-09-22 　更新：2018-09-22

「ハロー千葉」では、千葉のイベント情報に合わせて耳より情報を紹介する。今回は、カートラジャパン会場で開催される「いぬのきもちフェスタ2018」の話題だ。
犬だけど『猫舌』の子がいる？　犬も『虫歯』になる？
お家でペットを飼われている方、たくさんいらっしゃると思います。犬、猫、鳥や爬虫類など、ご家庭ごとにペットの種類も千差万別でしょう。
ここでは、犬…ワンちゃんのちょっとした雑学をご紹介したいと思います。

■犬だけど“猫舌”？
よく、熱いものが極端に苦手な人のことを「猫舌」と言いますよね。
これは猫の舌に神経が集中し、熱いものに敏感に反応することから由来されているようです。が、実は犬も熱いものは苦手なのです。

むしろ、自然界に生きている動物は、そもそも熱々に熱したものを食べる習慣はありません。人間は一種の趣向として、食べ物を熱くすることで旨味を感じたり、風味を味わったりしますが、基本的にこの趣向は人間に限定されたものです。
そのため、犬も極端に熱いものは苦手ですし、動物全般が苦手とも言えます。人間は熱いものを何度も食べることで経験を積み、熱いものが好きになった、いわばヘンな動物なのですね。

■寝てばかりいる犬がいる理由
ワンちゃんのなかにも、ずっと元気に遊んでいる子もいれば、よく寝そべってウトウトするのが好きな子もいます。
しかし、寝るのが好きな子は何かとても疲れているとか、病気があるとか、年をとっているとか、そういった理由がある子ばかりではないですよね。とても元気なのに、1日中ずっと寝そべっている…そんな子もいると思います。

犬がよく眠るのは、野性の習慣の名残ではないか、と言われています。野生の犬は、ペットのように決められた餌が出てくるわけもなく、自分で狩りをして獲物を取らねばなりません。そのため、獲物を探して狩る体力が必要不可欠でした。
犬はあえて眠ることで体力を温存し、狩りに備える習慣があるのですね。かと言ってずっと熟睡しているわけではなく、浅い眠りをくり返しながら、敵が近づくとすぐに反応できるようにしているようです。

■犬にも虫歯はある？
人間は食べたあと歯を磨かないと虫歯になったりしますが、実は犬にも虫歯・歯周病があります。
特に、歯周病の方は虫歯に比べると進行しやすいようです。人間の歯周病とほぼ同じで、歯に食べ物由来の歯垢がつき、それを落としきらないまま放置しておくと、3日～1週間程度で歯石に変わっていきます。

歯石は放置してしまうと、歯茎や歯を支える骨といった『歯周組織』を刺激し、破壊していきます。なかには歯が抜け落ちてしまう事例もあるそうです。

また、犬が虫歯になる場合、虫歯のもととなる原因菌は、人間からもらってしまうことがほとんどです。ワンちゃんによくキスしてしまう、という方もいるかと思いますが、そこから虫歯菌を移してしまう可能性があります。
人間と同じく、犬のお口も時にはデンタルケアをしてあげるといいですね。

犬だけど『猫舌』の子がいる？　犬も『虫歯』になる？
さて今回は、ワンちゃんと一緒にお出かけできるイベントをご紹介しましょう。
9月28日（金）～30日（日）まで、大好評の「いぬのきもちフェスタ2018」が、幕張メッセで開催されるカートラジャパンの会場内で行われますよ！