「1人でもできる」それが女子キャンプ

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「1人でもできる」それが女子キャンプ
女子キャンプの第一人者であるこいしゆうかが、黒木瞳がパーソナリティの番組「あさナビ」(ニッポン放送)に出演。キャンプの魅力について語った。

黒木)今週のゲストは女子キャンプの第一人者で、イラストレーター、アウトドアコーディネーターの、こいしゆうかさんです。
『女子キャンプ』という新スタイルを確立。そして、イラストレーターでありながら、アウトドアコーディネーター。イラストや漫画、文章を通じて、女子キャンプのやり方や魅力を発信しているのですね。『女子キャンプ』がどういうものなのか、その魅力に迫っていきたいと思います。まず、女子キャンプとは?

こいし)そのままですけど、女性が「キャンプしよう」という話です。中身をちゃんと言うと、女子だけで行くと男性に頼らなくて済む。つまり、女子1人でもキャンプできてしまう。それが女子キャンプです。

黒木)1人でもできる?

こいし)自分でテントを建てて、自分のご飯も作る。そこまでやれると、キャンプはもっと楽しい。それが女子キャンプです。
例えば、女子が5、6人集まって、グループでテントや料理を担当制にすると、少し大変ですよね。テント担当の子が来られなくなったら、テントが無くなってしまう。誰かに頼ってではなく、自分1人で完結できると、いつでもだれでも急に参加してもいいし、急に来られなくなっても大丈夫。すごく遊び方が楽になります。シェアハウスと一緒ですね。あれもキッチンでみんなとお話ししたり、トイレとか炊事場は共有で、寝室は自分の部屋がありますよね。だから、オフ会なども女子キャンプメンバーで行ったりするのですが、そのときはたき火台だけシェアして、眠ければ自分のテントで寝る。自分のペースでキャンプが楽しめるけれど、完全に1人ではないから寂しくない。それが私の提唱している女子キャンプです。

黒木)まず提唱しようと思って、イラストを本にしたのですか?

こいし)イラストレーターとキャンプコーディネーターの両方でスタートした感じでした。
実はキャンプにハマり過ぎて、会社を辞めました。2年間くらいニートキャンパーでした(笑)。

黒木)キャンプに「ハマる」というのは?

こいし)キャンプは1年中楽しめるものなのです。夏だけワイワイするのではなく、秋や冬もキャンプはできるし、1年中遊べます。それでハマりました。キャンプ道具と自転車を持って北海道に行ったり。自転車は電車に乗せて、途中から走ったり。そして、泊まる場所がキャンプ場です。旅がもっと広がって、ハマっちゃいました。

黒木)聞いていて、すごくチャレンジャーだと思います。面白いのですね。

こいし)自分の寝床を自分で持ってくる手軽さもありますね。荷物の重量の大変さよりも、自由度が楽しいです。

黒木)なぜ、ハマってしまったのですか? キャンプに初めて行ったときですか?

こいし)最初に行ったときは、子供のために行く、ファミリーキャンプが「キャンプ」だと思っていました。会社の同僚に「キャンプ行こうよ」と無理矢理誘われて、「え、子供のためのものじゃん」と思ったのですが、なぜかその初キャンプのとき、キャンプ場に子供がいなくて。老夫婦とカップルばかりでした。
大人のみんなが、「山の上から自然を眺める」みたいなのんびりした理想を持って、ただのんびり過ごしているだけでした。「何だか、思っていたのと違うぞ」と思いました。
そして、夜は満天の星空を見上げながらぼーっとしました。キャンプはもっとアクティブでハードだと思っていたけれど、ただただ「癒しの時間」だと思いました。

「1人でもできる」それが女子キャンプ
こいしゆうか/イラストレーター・アウトドアコーディネーター

大学卒業後、イラストの勉強をしながら 梱包資材業界でOLを経験。
退職後、イラストレーターとして活動しつつ、趣味であったアウトドアを生かし、女性視点のキャンプスタイル「女子キャンプ」を提唱。
イラストや漫画、文章などで女子キャンプのやり方や魅力を発信したり、雑誌やテレビで女子キャンプをテーマにした企画をコーディネートしたり、イベントでのトークショーや講習会の講師を務めるなど多方面で活躍。

ENEOSプレゼンツ あさナビ
FM93AM1242 ニッポン放送 月-金 6:43-6:49

番組情報

黒木瞳のあさナビ

毎週月曜〜金曜 6:41 - 6:47

番組HP

毎朝、さまざまなジャンルのプロフェッショナルをお迎えして、朝の活力になるお話をうかがっていく「あさナビ」。ナビゲーター:黒木瞳

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