日本初の郵便はがきを発行した『郵便の父』、前島密さん
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1869年、当時のオーストリア・ハンガリー帝国で世界初の郵便はがきが発行されました。
その翌年、1870年にはイギリスでも発行されました。
当時、このイギリスの郵便制度を学んで、1871年(明治4年)に日本でも郵便制度を創り上げたのが、前島密(まえじま・ひそか)さんです。
“郵便の父”と呼ばれていて、1円切手の図柄にもなっています。
前島密さんは、ヨーロッパで急激に広まっていた『ポストカード』による郵便システムは日本でも広まるはず! と、1873年(明治6年)に郵便はがきを発行しました。
当時のはがきですが、大きさは様々だったそうです。
現在の郵便はがきの大きさですが、『縦14.8cm、横10cm』です。
このサイズ以外で、はがきとして送ることが出来るサイズは最小で『縦14cm、横9cm』、最大で『縦15.4cm、横10.7cm』です。
重さは2gから6gで、この規格内であれば料金は全国一律で、1通62円です。
この所定の規格内であれば、個人で作ったもの(私製はがき)でも構いませんが、超えた場合は『第一種郵便物』の扱いとなります。
その場合、大きさや重さによって82円ですとか、120円といったように料金が変わります。
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