2020年、青山通りは国立競技場へ続くカルチャーストリートとなる

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黒木瞳がパーソナリティを務める番組「あさナビ」(ニッポン放送)に、複合文化施設「スパイラル」館長・小林裕幸が出演。2020年の、またそれ以降のスパイラルの存在について語った。

2020年、青山通りは国立競技場へ続くカルチャーストリートとなる
黒木)今週のゲストは東京・青山にある複合文化施設「スパイラル」の館長、小林裕幸さんです。
東京、青山でアートの文化を発信する総合文化施設「スパイラル」ですが、この「スパイラル」を起点に青山通りをカルチャーストリートにする計画を考えていらっしゃるそうですね。

小林)まだ計画と言うには程遠いところです。2020年に向けて国立競技場を作っていますが、渋谷から国立競技場のある外苑前まで行くメインストリートとなります。できればスポーツを観るために行く間のストリートが、日本の文化を見ることができる場所になって欲しいという思いがあります。

黒木)これから外国の方もたくさん訪れると思いますけれど、それに対しての発信も考えていらっしゃいますか?

小林)アートや文化は長く受け継がれていくものです。2020年は良い機会だと思いますが、それ以降にもつなげて行きたいですね。青山通りエリアの方たちとも少しずつ連携を取りながら、企画を広げて行こうとしているところです。欧米では特にそうですが、感性を磨くことが経営者にとっても重要だと言われています。経済に関わる人、政治に関わる人にもアートに触れていただいて、モノの時代から事の時代、その次は感性の時代になると思いますから、感性を磨く場所が広がって行けば良いと考えています。

黒木)「スパイラル」の館長でいらっしゃる小林さん自身がそういう感性をお持ちですよね。

小林)人が幸せに生きている場所にはアートがあると思っています。生活のなかに自然にアートや文化が入ることが私の願いでもあります。

2020年、青山通りは国立競技場へ続くカルチャーストリートとなる
小林裕幸/ 複合文化施設「スパイラル」館長

■1959年生まれ。
■早稲田大学卒業後、セゾングループの飲食関連企業を経て、1989年、東京・青山「スパイラル」のプロデュース事業部プロデューサーに就任。
■館内のアート・ファッション・舞台・映画・音楽など多岐にわたるジャンルのプロデュースに携わり、外部では施設コンサルティングやアートプロジェクトも手掛けている。

ENEOSプレゼンツ あさナビ
FM93AM1242 ニッポン放送 月-金 6:43-6:49

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毎週月曜〜金曜 6:41 - 6:47

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毎朝、さまざまなジャンルのプロフェッショナルをお迎えして、朝の活力になるお話をうかがっていく「あさナビ」。ナビゲーター:黒木瞳

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