「根回し」の意外な語源とは?
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「草野満代 夕暮れWONDER4」(2月19日放送)でパーソナリティの草野満代が春の山菜の“苦味”の理由、冬の樹木の移植作業について話した。
番組では、“ふきのとう”や“福寿草”など、春の山菜についての話題に。その話の流れから、草野が『なんで春の山菜は苦いか知ってます?』と、パートナーの松本秀夫アナに解説した。
草野『春になって芽を出した山菜が虫などに食べられないように苦味が強い、っていう話を聞いたことがあります。』
松本『つまり、山菜としては苦いのにバンバン食べられちゃうから、商売あがったり、って感じなんだね。』
さらに、話題は冬の“樹木”について。実はこの時期、木が冬眠しており、造園業の方にとって冬は、樹木の移植作業をするシーズンなんだとか。
草野『こないだ造園業の方とお話する機会がありまして。農園で育てた木をどこかに移植する時、いきなり根っこを切っちゃうと、うまく育たないんですって。なので、何年か前から、移植する木の根っこを少しづつ切っておいて、冬、木が冬眠している時期に移植すれば、うまく育つんですって。この作業を“根回し”って呼ぶらしいんですよ。』
よく使う「根回し」の語源は、実は、造園業界の作業から生まれたようだ。
「草野満代 夕暮れWONDER4」
FM93AM1242ニッポン放送 月曜-木曜16:00-17:40
番組情報
素敵な音楽&豊かな暮らしを、あなたに!「草野満代 夕暮れWONDER4」
(放送は2020年7月2日まで)