コショウを吸うとクシャミが出るのは「ピペリン」のせい?
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コショウの成分
さまざまな栄養素
コショウにはカリウムやカルシウム、マンガン、マグネシウム、鉄分、ビタミンB1、B2などが含まれています。
とても栄養豊富ですが、コショウの場合はそのまま頂くのではなく、調味料として適量を使う程度ですので、摂取量は限られています。
独特の辛み成分『ピペリン』
コショウの栄養価で、特に注目すべきは『ピペリン』と言う独特の辛み成分です。
冷えを改善
コショウに含まれる『ピペリン』には、代謝を上げる働きや、血管を広げて血流を良くする働きがあると言われていて、そんなところから“冷えを改善する効果”が期待できます。
栄養の吸収を促進
また血液の濃度を高める作用があるため、“栄養の吸収を促進する効果”が期待されています。
食欲促進
『ピペリン』は“食欲促進効果”があることでも知られています。
『ピペリン』は、特に黒コショウ(ブラックペッパー)に多く含まれているそうです。
クシャミとの関係は
“コショウを使うとクシャミが出る”と言われるのは、この『ピペリン』が鼻の穴の内側を刺激してしまうからです。
特に家庭用のコショウの場合、粒を細かくしてありますので空気中に広がりやすいそうです。
胃腸の働きを活発にしたり発汗作用も
他にもコショウの香りや辛味は、胃腸を刺激して、胃腸の働きを活発にしたり、発汗作用があると言われています。
コショウの香りは挽きたてがいちばんです。
香りを楽しみたい方はホール状のコショウをお求めになって、使うときにミルで挽くのがオススメです。
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