有酸素運動は20分以上しないと意味ないの? 医師が回答
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ニッポン放送「草野満代 夕暮れWONDER4」(5月27日放送)で、『有酸素運動』について医師が解説した。
番組リスナーから寄せられた健康に関する質問メール『健康診断で薦められる20分以上の有酸素運動。20分以下じゃダメなのぉ~?』に対し、医師が回答した。
有酸素運動とは酸素を普段より多く取り込みながら行う運動で、体内の糖質や脂肪を燃焼させる効果があります。
具体的にはウォーキング、ジョギング、サイクリング、水泳や水中ウォーキングなどの運動が挙げられます。
有酸素運動を20分程度行うと血中の中性脂肪値が下がることが分かっています。さらに20分以上たったあたりから体脂肪がエネルギー源として使われ出すので、体脂肪を燃焼させて減らす効果があるといわれています。
ただし、初めて有酸素運動を行う方は、最初から無理をして長時間続けることは禁物です。足を痛めたりすると逆に続けられなくなってしまいます。
最近の研究では10分の有酸素運動を1日のうちに2回行っても、20分連続で運動するのと同じ効果があるとされています。最初はちょっとものたりないかなという程度から始めて、体が慣れてきたら徐々に時間を伸ばしていってください。
また忙しい毎日を過ごしていらっしゃる方は、短時間の運動を一日、何回か行ってみてはいかがでしょうか。
草野満代 夕暮れWONDER4
FM93AM1242ニッポン放送 月曜-木曜16:00-17:40
番組情報
素敵な音楽&豊かな暮らしを、あなたに!「草野満代 夕暮れWONDER4」
(放送は2020年7月2日まで)