老舗ほしいも専門店「大丸屋」で体験するほしいもづくり
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黒木瞳がパーソナリティを務める番組「あさナビ」(ニッポン放送)に、ほしいも専門店「大丸屋」6代目主人の大曽根一毅が出演。今後の目標について語った。
黒木)今週のゲストは老舗ほしいも専門店「大丸屋」の6代目ご主人、大曽根一毅さんです。ほしいものことをいろいろ伺って来ましたけれども、これからどういったお店にして行きたいと考えていらっしゃいますか?
大曽根)地域に必要とされて、愛されるような店にして行きたいと思っています。
黒木)大丸屋さんでは、工場見学やほしいもづくり体験などもできるのですよね?
大曽根)はい。少しでも楽しめるように、工夫しながらやっています。
黒木)大変ではないですか?
大曽根)つくり方も簡単な工程なので、時間がかかるような体験ではないですね。
黒木)でも、家ではつくれないでしょう?
大曽根)やってやれないことはないのでしょうけれども、やはり設備が整っていないと難しいとは思います。
黒木)これからやってみたい夢や目標はありますか?
大曽根)私は縁を大切にしたいと思っています。地元の特産として、長く愛される商品にすることが私の目標ですので、そこに会社が携わって行きたいと思っています。
黒木)地元の方々もお求めになると思いますが、お土産として買って行かれる方も多いのですか?
大曽根)どうしても冬になると食べたいという、地元の方もいらっしゃいます。
黒木)たくさんはつくれないから、スーパーでもすぐになくなってしまうという話ですけれども。
大曽根)スーパーなどでは、2ヵ月くらいの賞味期限を持たせて販売しているのですけれども、お店では1週間しか賞味期限がないものも売っています。無添加でやっていますので、どうしても賞味期限との戦いになりますね。
黒木)大変ですね。
大曽根)せっかくつくったものが無駄にならないように、芋蜜などを開発しながら興味を持ってもらえるように努めています。
黒木)プライベートはあるのですか?
大曽根)基本的には休みがつくれないので、なしでやっています。
黒木)そうなのですね。
大曽根)父もそうだったので、それが当たり前に育っています。
黒木)1年間を通して、ほしいもづくりに邁進していらっしゃるということですか?
大曽根)冬の時期は、ほしいもを干してしまうと、何が起こるかわからないので。
黒木)夏の間は?
大曽根)夏は畑に出ます。店は年中無休なので、店にも顔を出します。
黒木)大丸屋さんの情報は「あさナビ」ホームページでもご紹介していますので、ぜひご覧になってください。
大曽根一毅(おおそね・かずたけ)/ほしいも専門店「大丸屋」6代目主人
■明治30年創業の老舗ほしいも専門店「大丸屋」の6代目。
■大丸屋は「ほしいも」の産地としても有名な、茨城県ひたちなか市で120年間、昔ながらの製法・手作業でより風味高いほしいもを作り続けているお店。
■サツマイモの生産から、ほしいも作りまでを一貫して行っている。地産地消。
■高品質で多彩な品種のほしいもが魅力。常時30種類以上を用意。
番組情報
毎朝、さまざまなジャンルのプロフェッショナルをお迎えして、朝の活力になるお話をうかがっていく「あさナビ」。ナビゲーター:黒木瞳