『ランボー』完結! シルベスター・スタローンの怒り、MAX!!
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【Tokyo cinema cloud X by 八雲ふみね 第853回】
シネマアナリストの八雲ふみねが、いま、観るべき映画を発信する「Tokyo cinema cloud X(トーキョー シネマ クラウド エックス)」。
今回は、6月26日から公開の『ランボー ラスト・ブラッド』をご紹介します。
シルベスター・スタローンの代表作、まさかの続編にして最終章!
シルベスター・スタローンにとって『ロッキー』と並ぶ代表作であり、世界的に人気の高いアクションシリーズ『ランボー』。
その第5作にして最新作となる『ランボー ラスト・ブラッド』が、ついに日本でも公開となりました。
1982年に第1作が初登場してから、約40年。ハリウッド史上最高峰のアクションヒーロー、ジョン・ランボーが、愛のために“戦いの集大成”を見せます。
『ランボー ラスト・ブラッド』のあらすじ
かつてはアメリカ陸軍特殊部隊、通称グリーンベレーの兵士として、ベトナム戦争を生き抜いたジョン・ランボー。帰還後はPTSDに悩まされながらも、伝説の戦闘マシンとして世界各地の戦いに身を投じて来た。
いまではアメリカへ戻り、故郷アリゾナの牧場で、古い友人のマリア、その孫娘のガブリエラと共に平穏な日々を送っている。
しかし、ガブリエラがメキシコの人身売買カルテルに拉致されたことで、ランボーの生活は一変。娘のように愛している彼女を救うために、ランボーはグリーンベレーで会得したスキルを総動員し、戦いに挑む…。
『ランボー ラスト・ブラッド』のみどころ
ランボーを演じるシルベスター・スタローンは、何と御年73歳!
年齢を感じさせない暴れっぷりは「これぞランボー!」といったところ。シリーズ史上最高の“怒り”を爆発させて復讐に燃える姿に、感情移入してしまう観客も多いことでしょう。
また本作には、ランボーを理解する2人の女性が登場。新たな人間性と家庭生活の幸せをもたらしたマリア役には、『バベル』でアカデミー賞にノミネートされたメキシコの女優アドリアナ・バラーサ。
マリアの孫娘ガブリエラには、人気急上昇中の若手スター、イヴェット・モンレアル。彼女たちの存在により、これまで誰も知らなかったランボーの新たな一面が引き出されています。
第1作『ランボー』の原題である『FIRST BLOOD』のアンサータイトルとして『ラスト・ブラッド』を冠した本作。
原点回帰の最終章。我々が愛してやまないランボーの生き様を、あなたの目に焼き付けて。
<作品情報>
『ランボー ラスト・ブラッド』
2020年6月26日からTOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー
監督:エイドリアン・グランバーグ
脚本:マシュー・シラルニック&シルベスター・スタローン
ストーリー:ダン・ゴードン&シルベスター・スタローン
キャラクター原案:デヴィッド・マレル
音楽:ブライアン・タイラー
プロデューサー:アヴィ・ラーナー、ケビン・キング・テンプルトン、ヤリフ・ラーナー、レス・ウェルドン
出演:シルベスター・スタローン、パス・ベガ、セルヒオ・ペリス=メンチェータ、アドリアナ・バラーサ、イヴェット・モンレアル、オスカル・ハエナダ
日本語吹替版:ささきいさお、井上喜久子、武田真治、小宮和枝、花澤香菜、ケンドーコバヤシ
(C)2019 RAMBO V PRODUCTIONS, INC.
原題:RAMBO: LAST BLOOD
公式サイト https://gaga.ne.jp/rambo/
<ジャンル>
アクション スリラー
連載情報
Tokyo cinema cloud X
シネマアナリストの八雲ふみねが、いま、観るべき映画を発信。
著者:八雲ふみね
映画コメンテーター・DJ・エッセイストとして、TV・ラジオ・雑誌など各種メディアで活躍中。機転の利いた分かりやすいトークで、アーティスト、俳優、タレントまでジャンルを問わず相手の魅力を最大限に引き出す話術が好評で、絶大な信頼を得ている。初日舞台挨拶・完成披露試写会・来日プレミア・トークショーなどの映画関連イベントの他にも、企業系イベントにて司会を務めることも多数。トークと執筆の両方をこなせる映画コメンテーター・パーソナリティ。
八雲ふみね 公式サイト http://yakumox.com/