「プリン体」に関して、ニッポン放送「健康あるあるWONDER4」(12月3日放送)で解説された。

ニッポン放送「健康あるあるWONDER4」
番組に寄せられた健康の疑問『素朴な疑問を持ちました。プリン体ってなんですか? 「プリン体0」とよく聞きますが、何がどういけないのですか?』に対して、日本健診財団の監修のもと、以下のように解説した。
「プリン体とは、細胞の中にある“核”の主な構成成分です。体を動かしたり、内臓を働かせるために欠かせないエネルギー物質で、私たちの体内でも合成されています。プリン体は肝臓の中で分解されて尿酸に変わり、最終的に尿として体の外に排出されます。
ただ、尿酸の量が増えすぎると排出しきれずに結晶になり、いわゆる痛風になったり尿路結石の原因になったりすることもあります。
しかし、プリン体は生命の維持に必要なもので、あらゆる生物の細胞内に存在するため、ほとんどの食品に含まれています。
健康を考えるのなら、何よりも炭水化物、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラル、食物繊維などを含む、バランスの良い食生活を心掛けることが大事です。さらに、こまめに水分補給をすることも重要となってまいります」
協力:医療ライター・横井かずえ
監修:日本健診財団