黒いほくろと赤いほくろ、違いは何? 医師が回答
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「ほくろの色の違い」に関して、ニッポン放送「健康あるあるWONDER4」(2月4日放送)で解説された。
番組に寄せられた健康の疑問『最近、赤みがかったほくろを見つけました。普通は黒いものだと思うのですが、黒いほくろと赤いほくろの違いは何でしょうか?』に対して、日本健診財団の監修のもと、以下のように解説した。
「赤いほくろのようなものは、老人性血管腫ではないでしょうか。
皮膚の毛細血管が増殖してできるもので、赤く小さい円形で隆起したものや、赤く平らなほくろのようなものがあります。痛みやかゆみなどはなく、誰にでもできる可能性のあるものです。
老人性と言っても、30歳過ぎくらいからできることもあり、加齢に伴って増えることが多いようですね。老人性血管腫であれば日常生活に大きな支障はないため、治療は必要ないと考えられていますが、保険適用外のレーザー治療で取り除く方もいらっしゃいます。
ただし、赤いほくろのようなものがだんだん膨らんで来たり、出血がみられたりする場合は、別の病気の疑いもあります。自己判断せずに皮膚科を受診することをお勧めいたします」
協力:医療ジャーナリスト・森まどか
監修:日本健診財団
番組情報
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定期的に健康診断を受け、日頃から生活習慣には気をつけましょう!