低血圧で朝が弱く治したい。いい対策ってあるの? 医師が回答
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「低血圧の対策」に関して、ニッポン放送「健康あるあるWONDER4」(2月18日放送)で解説された。
番組に寄せられた健康の疑問『低血圧で朝が弱いです。今年は何とか治したいのですが、いい対策はありますか?』に対して、日本健診財団の監修のもと、以下のように解説した。
「一般的に、収縮期血圧……上の血圧と言われている値が100mmHg以下なのを目安に、低血圧とされています。上の値が100を切っていると低血圧だということです。
特に原因がない場合、体質的に血圧が低いこと自体は、治療が必要とは考えられていません。しかし、朝の目覚めの悪さや、頭痛、肩こり、疲れやすさなどを訴える方が多く見られます。
こうした低血圧は、まず生活習慣で対策をとることが中心となります。睡眠の質と時間が影響することも多いと言われているので、寝る前にリラックスできる環境をつくること、起きたらすぐにカーテンを開けるなどして、太陽の光を浴びることも大切です。
熱めのシャワーを浴び、交感神経を活発にして、全身を目覚めさせることもいいとされています。時間に余裕があればウォーキングなどの有酸素運動で、血液の循環をよくすることもおすすめです」
協力:医療ジャーナリスト・森まどか
監修:日本健診財団
番組情報
健康の気になる話題、素朴な疑問に日本健診財団のお医者さんが答えます。
定期的に健康診断を受け、日頃から生活習慣には気をつけましょう!