「シロ」が鍵を握る!? マツタケを見つける方法
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。今回のテーマは「マツタケ」です。
マツタケは主に“アカマツ”という松の木の林に発生しますが、北海道ではエゾマツとかトドマツの林に発生するそうです。でも、アカマツやエゾマツ、トドマツの林がある所、すべてにマツタケが生える……というわけではないそうです。生えるのに合った環境でないと、ダメなんだそうです。
マツタケの発生に欠かせないものに「シロ」があります。「シロ」とは菌糸(きんし)とアカマツの根っこが一緒になったかたまりのことです。菌糸とはその名のとおり、白い糸のような形をしています。マツタケを始めキノコは、この菌糸がたくさん集まって出来ています。
「シロ」は自然に発生して、地面の下でリングのような形に育つことが多いといわれています。マツタケはこうした「シロ」に沿って生えるため、松林に行くと、リング状に発生しているマツタケをよく目にするそうです。
このように「シロ」がある所にマツタケが生えていることになりますが、その場所を知らない人には、なかなかマツタケを見つけることはできないそうです。
さらに「シロ」は毎年、10cmから15cmずつ外側に広がっていくため、前の年とは違う場所にマツタケが生えることになります。マツタケを見つけるのが難しいのは、こういった理由なんだそうです。
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