小学生の体に対するランドセルの“大きな役割”
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。3月31日放送分のテーマは「ランドセルの構造」です。
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ニッポン放送「羽田美智子のいってらっしゃい」
ランドセルは丈夫で、持つ人の動きを妨げない形になっています。小学生はよく動きますし、たまにムチャなことをしたりもするので、そういった点でも小学生にマッチしています。
また、ランドセルは中身を守ってくれます。ランドセルが雨に濡れたとしても、なかの教科書が濡れたり、教科書が型くずれしてしまう心配はありません。
ランドセルには「厚み」と「耐久性」があるため、クッションの働きもしてくれます。何かアクシデントが起きた際、例えば背中から落ちたときには衝撃を吸収して、背中や頭がぶつかるのを防いでくれます
そして、ランドセルは“体に負担がかかりにくい構造”なのだそうです。背負うためのベルトに工夫がされているので、重さが計2~3キロにもなる教科書やノートを入れても、それを感じにくくしてくれます。そうすることで体の負担を最小限にして、荷物を運ぶことができるのです。
例えばランドセル以外のリュックサックを使った場合、カバンそのものは軽いのですが、重い教科書を入れると肩のベルトが食い込んでしまったり、歩いたり走ったりするたびにカバン自体が揺れてしまって、体に負担がかかってしまうそうです。
つまりランドセルは、「耐久性」「機能性」「安全性」を兼ね備えた通学カバンだということです。