アメリカンチェリー、具体的にはどんな品種があるの?
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。6月4日放送分のテーマは「アメリカンチェリー」です。
世界全体で栽培されているサクランボの品種は、1300以上と言われています。そのうち、日本では約30品種が栽培されています。
輸入されているサクランボの代表が「アメリカンチェリー」です。その名のとおり、アメリカから輸入されるサクランボの総称です。
ただ、輸入されているチェリーの大半がアメリカ産なので、輸入されているチェリーそのものを「アメリカンチェリー」と呼ぶこともあるそうです。同じアメリカンチェリーでも、その多くが西海岸で栽培されています。
アメリカンチェリーと聞いて連想されるような、黒みがかった濃い赤色のサクランボは、アメリカンチェリーを代表する品種で「ビング」と言います。国産のサクランボに比べて、実は大きく固めであり、甘み・酸味が強いという特徴があります。日本で見られるアメリカンチェリーのほとんどが、このビングです。
ビング以外にも、「レーニア」という品種があります。こちらは色がビングのように濃いものではなく、見た目は国産のサクランボに近いものです。
レーニア以外のチェリーは見た目に大きな差がないので、お店では単に「アメリカンチェリー」と表記されていますが、実際にはたくさんの品種が流通しているそうです。同じアメリカンチェリーでも、時期によって流通している品種が変わって来ますので、味の変化が楽しめます。
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