「ビスケット」と「クッキー」、違いを決めたのって誰?
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。12月8日放送分のテーマは「ビスケットとクッキー」です。
「ビスケット」も「クッキー」も、主に小麦粉を材料につくられる焼き菓子です。そのため、本来は同じものを指すのですが、どうして2つの名前があるのでしょうか?
この理由については、1971年に全国ビスケット協会が、「糖分と脂肪分の合計が40%以上含まれていて、見た目が手作り風のものを『クッキー』と呼ぶ」という決まりを設けたからだそうです。
背景として、当時はビスケットよりも、クッキーの方が高級品とされていたそうです。しかし、先述の条件を満たさないビスケットを「クッキー」という名前で販売してしまうと、消費者が混乱してしまうため、決まりを設けたとのこと。
これらの理由から、日本では「ビスケット」と「クッキー」という2つの名前が存在しています。
ちなみにアメリカでは、すべて「クッキー」と呼ばれており、「ビスケット」は柔らかい菓子パンのことを指すそうです。逆にイギリスでは、すべて「ビスケット」の呼び方で統一されています。
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