あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。12月24日放送分のテーマは「サンタクロースにまつわるエピソード」です。

「サンタクロース事務局」が50周年(フランス・リブルヌ)=2012年11月6日 EPA=時事 写真提供:時事通信
1897年、ニューヨークの新聞社に1通の手紙が届きました。差出人は8歳の少女で、「サンタさんは本当にいるんですか?」という質問が書いてありました。
それに対して、あるベテラン記者の方が、新聞の社説でこう答えました。
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『サンタクロースを見た人はいません。けれども、それは「サンタクロースがいない」という証明にはならないのです。この世に愛や人への思いやり、まごころがあるのと同じように、サンタクロースも確かにいるのです。
この世の中で最も確かなもの……それは、子どもの目にも大人の目にも見えないものです。信頼と想像力と、詩と愛とロマンスだけが、美しく輝かしいものを見せてくれるのです。
サンタクロースは永遠に生きています。そして、いつまでも変わらずに子どもたちの心を喜ばせてくれるでしょう』
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ご紹介したのは社説の一部です。そして、質問を送った少女のもとには、社説を見た方から生涯を通じてたくさんのファンレターが届いたそうです。