「お内裏さま=男性のひな人形」ではない?
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。3月1日放送分のテーマは「ひな人形」です。
ひな祭りは「子どもの成長を願うお祭り」で、もともとは男の子・女の子は関係なかったそうです。しかし、やがて「女の子の誕生をお祝いし、健やかな成長と幸せを祈る行事」となって行きます。
ひな祭りに欠かせない「ひな人形」ですが、ひな人形には「身代わりとなって厄を引き受ける効果がある」と言われています。これは古くから日本に伝えられている、草やワラ、紙などでつくった人形に自分の罪や穢れを託して水に流すという風習と、深く結びついているそうです。
そのため、ひな人形には「生まれた子どもが健やかで、やさしい女性に育ちますように」という親御さんたちの願いが込められています。
ひな人形と言えば、童謡の『うれしいひなまつり』に「お内裏さまとお雛さま」という歌詞があります。そこから、「男性のひな人形=お内裏さま」「女性のひな人形=お雛さま」と思ってしまいがちですが、実は間違いなのだそうです。
お内裏さまとは、「男女のひな人形が2つでひと組になった状態」を指す言葉なのだとか。ですから、男性のお雛さまは「男雛(おびな)」、女性のお雛さまは「女雛(めびな)」と呼びます。または「お殿さま」「お姫さま」という呼び方でも正しいそうです。
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