「ひな人形を片付けないと結婚が遅れる」言説、どこから来たの?
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。3月4日放送分のテーマは「ひな祭りに関する言い伝え」です。
3月3日のひな祭りが終わったら、「ひな人形を早く片付けないと結婚が遅れる」という言い伝えがありますが、「根拠のない迷信」だそうです。
しかし、なぜこのような言い伝えが広まっているのでしょうか? 一説には、お子さんがひな人形を自分でしまえるようになって欲しい……つまり、「きちんと大切なものを片付けられるような大人に成長して欲しい」という、親御さんの思いから生まれた迷信だと考えられています。
ひな人形を片付けることを「掃除や片付け」、つまり「家事」として教え、お子さんをしつけることが目的だったと考えられています。ですから、本来は「しつけ」の意味で言われるようになったものだそうです。
また「いつまでに片付ける」などの期限もないようですが、地域によっては片付ける時期が決まっている場合もあります。
例えば「啓蟄(けいちつ)から春のお彼岸まで」という期限。啓蟄とは、寒さが緩んで虫たちが土のなかから出て来る季節のことです。ちなみに、今年(2022年)の啓蟄は3月5日で、春のお彼岸は3月18日~3月24日です。
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