「赤福」の由来である『赤心慶福』の意味って何?
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。3月24日放送分のテーマは「赤福餅」です。
「赤福餅」は、三重県伊勢市の和菓子店「赤福」の商品で、お餅の上にこしあんをのせた餅菓子です。誕生したのは300年以上前の江戸時代で、現在は伊勢名物として知られています。
「赤福」という名前は、「赤心慶福(せきしんけいふく)」という言葉が由来とされています。赤心慶福という言葉には、「赤子のようないつわりのないまごころを持って、自分や他人の幸せを喜ぶ」という意味があるそうです。
これは、お伊勢さんの参道を歩く際の「清らかな気持ちでまごころを尽くし、その人の幸せを自分のことのように喜びましょう」という、伊勢神宮をお参りする方の心を表わしているのだとか。
また、赤福餅の形は、伊勢神宮の周辺を流れる五十鈴川のせせらぎをかたどったものだそうです。あんこについている3本の筋の形は「清流」、白いお餅は「川底の小石」を表しているとのことです。
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