東日本と西日本で「ソース焼きそば」は何が違うの?
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。4月20日放送分のテーマは「ソース焼きそば」です。
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ニッポン放送「羽田美智子のいってらっしゃい」
ソース焼きそばは、東日本と西日本で大きな違いがあると言われています。例えば「麺」です。東日本では「蒸した麺」を使う地域が多いのに対し、西日本では「茹でた麺」が多いと言われています。
他にも、東日本では「酸味が効いてピリッとしたソース」が主流ですが、西日本では「やや甘口のソース」が使われる傾向にあります。
ただし、東日本でも甘口のソースを使う地域もあれば、西日本でも蒸した麺を使ったりと、例外は数多くあります。その土地ならではの焼きそばがつくられるようになり、現在の「ご当地焼きそば」誕生へとつながっていきます。
例えば、目玉焼きの黄身を崩して出汁が入ったソースにからめる、秋田県横手市の「横手焼きそば」。焼きそば専用の麺や油かすを使い、仕上げに削り粉をかける静岡県富士宮市の「富士宮焼きそば」。また、鶏肉とキャベツと麺を独自の味噌ダレで味付けした「ひるぜん焼きそば」などがあります。
「ひるぜん(蒜山)」とは岡山県北部にある地域の名前で、この地域の名物焼きそばとなっています。