「緑茶・ウーロン茶・紅茶」をつくる際の違いって何なの?
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。4月25日放送分のテーマは「お茶」です。
「お茶」には、緑茶やウーロン茶、紅茶など、いろいろな種類があります。それぞれ全く違うように思えますが、どれも「チャ」というツバキ科の植物からつくられています。
「茶畑」と言われると、鮮やかな緑色の植物が一面に敷き詰められているような印象がありますが、その緑色の植物が「チャ」です。
「チャ」は大きく分けて、「中国種」と「アッサム種」の2種類があります。「中国種」は中国・雲南省を原産とする品種で、主に緑茶用として使われています。中国から日本に伝わったもののうち、ほとんどが中国種です。
「中国種」と「アッサム種」の最も違う点は、葉の大きさです。中国種は1~5センチほどですが、アッサム種の場合は20~30センチにもなります。
「チャ」の生葉を乾燥・発酵させてお茶をつくるのですが、その際に葉を発酵させずにつくるのが「緑茶」です。それに対して、半分発酵させたものが「ウーロン茶」。完全に発酵させたものが「紅茶」となります。
このように、緑茶・ウーロン茶・紅茶の違いは、発酵度合いによって変わるのだそうです。
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