「刑事ドラマの歴史を変えた」と言われるドラマって何?
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。5月13日放送分のテーマは「さまざまな刑事ドラマ」です。
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ニッポン放送「羽田美智子のいってらっしゃい」
1960年代後半、さまざまな刑事ドラマが日本で誕生していきます。アメリカで『刑事コロンボ』が始まったのが1968年ですから、ちょうどこの辺りの時期です。
『刑事コロンボ』に影響を受け、三谷幸喜さんの脚本でつくられたのが、田村正和さん演じる『警部補・古畑任三郎』です。
1970年代になると、日本では『非情のライセンス』『キイハンター』『Gメン’75』など、ハードボイルドと呼ばれる刑事ドラマが人気を集めます。
そして「刑事ドラマの歴史を変えた」と言われるのが、1972年にスタートした『太陽にほえろ!』です。石原裕次郎さん演じる「ボス」のもと、萩原健一さんや松田優作さんなどが演じる新米刑事の活躍を中心に描いたドラマは、若い世代からも絶大な人気を集めました。
昭和から平成へと時代が変わっても刑事ドラマは支持され、名作が次々と誕生しています。例えば、織田裕二さん主演の『踊る大捜査線』や、水谷豊さん主演の『相棒』などです。
渡瀬恒彦さん主演の『警視庁捜査一課9係』も名作の1つですが、渡瀬さんが亡くなられたあともその意志を継ぎ、現在は『特捜9』として続いています。