バラのトゲ、「赤ちゃんの時期は柔らかい」って本当?
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。6月3日放送分のテーマは「バラのトゲ」です。
バラは茎にトゲがついていますが、一体何のためにあるのか、詳しいことはわかっていないそうです。よく言われるのは、「外敵から身を守るため」という説です。しかし、人間や草食動物には有効かも知れませんが、最大の敵である昆虫には効果がないと言われています。
他の理由として考えられるのが、「体を支えるため」という説です。バラのトゲは下に向いているため、隣の植物に引っ掛かることで、倒れるのを防ぐことができるのだとか。また、フックのようになっているトゲもあるそうです。
バラのトゲは、芽が伸び出した時期、つまり赤ちゃんのころから付いています。最初は水分を含んで柔らかい状態ですが、成長に従って水分が抜け、固くなります。それによって、茎の強度も上がるのだそうです。そのため、バラのトゲには茎の成長を助ける働きがあると考えられています。
バラがまだ若く、茎が柔らかい状態のときにトゲを取ってしまうと、取った跡がそのまま残ってしまい、茎が折れやすくなるそうです。
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