「お化粧」の歴史っていつから始まったの?
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。7月12日放送分のテーマは「お化粧の豆知識」です。
「メイク」という言葉は、英語で顔に色を塗るという意味の「メーキャップ」や「メイクアップ」を略した言葉です。
「お化粧=メイク」と思われがちですが、顔に色を塗ること以外にも、広く「身だしなみを整えること」がお化粧とされています。つまり、メイクもお化粧の1つという考え方です。
人間の一生は「お化粧に始まり、お化粧に終わる」と言われています。
体をキレイにすることもお化粧の1つですが、人はこの世に生まれた瞬間、産湯で体を洗ってもらいます。そして、亡くなったときは体を清めたあと、「死化粧」というメイクをします。このように、人の一生には常にお化粧が関わっているのです。
現在では広く「身だしなみ」という意味を持つお化粧ですが、古くはまったく違うものだったそうです。お化粧の歴史はとても古く、9万年以上も前から、人は天然色素の顔料を顔や体に塗っていたと考えられています。
理由は諸説あり、例えば「肌に色を付けることで、他の部族と見分けるため」。他にも「儀式や呪術などの宗教的な意味合いから」という理由や、「虫除けや日焼け止めのように肌を守るため」といった説があります。
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