桃はどうして「お尻のような形」になるの?
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。8月5日放送分のテーマは「桃の形」です。
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ニッポン放送「羽田美智子のいってらっしゃい」
桃には、まるでお尻のような割れ目があります。割れ目ができる理由は諸説あって、一説には「成長の違いによるもの」と考えられています。
桃の割れ目の内部には、成長に必要な養分を運ぶための管があるそうです。管の周りは、運ばれてくる養分によってどんどん成長していきますが、割れ目の部分は成長が遅いそうです。その成長の違いによって、割れ目のように見えるのだとか。
桃には、血圧や血糖値の上昇を抑える働きがあるとされるカテキンや、血圧を下げる効果が期待されるカリウムが豊富に含まれています。また食物繊維も豊富で、腸内環境を整えるのに効果的とされています。腸の環境がよくなれば、動脈硬化や糖尿病の予防も期待できます。
他にも、コレステロールを下げる効果があるとされるイノシトールも含まれています。
桃の保存方法としては、熟していない場合、常温で熟させるのがいいそうです。熟していない状態で冷蔵庫に入れると、甘みが出ないのだとか。また、桃は冷やしすぎると味が落ちてしまうため、食べる2~3時間前に冷蔵庫の野菜室に入れるのがいいそうです。