「もなか」に使われる「あんこ」は、他の和菓子と少し違う?
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。8月26日放送分のテーマは「もなかの雑学」です。
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ニッポン放送「羽田美智子のいってらっしゃい」
「もなか」の場合、あんこはしっとりしていますが、皮はパリッとしているのが特徴です。もなかに使われるあんこは、他の和菓子のものとは少し違うそうです。
例えば大福餅のように水分の多いあんこだと、皮がすぐに湿ってしまいます。逆に、栗饅頭のように水分が少ないあんこだと、パサパサした食感になってしまうそうです。
また、単に皮がパリパリしていればいいわけでもありません。「皮は適度にパリッと、あんこは適度にしっとり」が、もなかをつくる職人さんの腕の見せどころだそうです。
あんこの代わりにアイスクリームが入った「アイスもなか(もなかアイス)」もあります。「アイスもなか」の誕生は明治初期という説もあれば、大正時代になってからという説もあり、諸説あるそうです。
「アイスもなか」には、皮の材料が和菓子用のもち粉のものと、小麦粉やデンプンのものがあります。
また、アイスのなかに板チョコが入った森永製菓の『チョコモナカジャンボ』が、『チョコモナカ』の名前で最初に発売されたのは、ちょうど50年前の1972年だそうです。