朝起きて、「1日のスケジュールをイメージ」すると呼吸が落ち着き、自律神経が整う

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東京都医師会理事で順天堂大学医学部教授の小林弘幸氏が9月13日、ニッポン放送「モーニングライフアップ 今日の早起きドクター」に出演。朝の時間帯の重要性について語った。

ニッポン放送「モーニングライフアップ 今日の早起きドクター」

リセットを行うのは1日が始まる朝 ~1分間、これからの1日をイメージする

飯田浩司アナウンサー)今回は、コロナ禍による体の悪い流れを「リセットの習慣」で変える方法について伺います。リセットするということを考えると、行うのは1日が始まる朝がいいですか?

小林)リセットの習慣を語るときのキーワードになるのは、やはり朝だと思います。朝、まずは1分間でいいので、1日をイメージすることが重要です。

「1日をどういう過程ですごせるか」がわかると呼吸が落ち着き、自律神経が整う

小林)きょう1日、朝起きてから何があって、お昼に何があって、午後に何があって、夕方に何があるかをイメージすると、だいたい「1日をどういう過程で過ごせるか」がわかるので、その時点で呼吸が落ち着きます。

飯田)わかると呼吸が落ち着くのですね。

小林)それをせずに、うろ覚えでいくと、何かを忘れたりするのです。その日にしなくてはいけないことがいきなり「パッ」と出てくると、そこで自律神経が乱れます。乱れた瞬間から3時間は戻りませんから。

飯田)3時間も。

小林)朝、その日の予定のすべてを想定内にしておくことが重要です。

飯田)何か忘れものがあると、あれも忘れた、これも忘れたとなり、玄関先で躓いたりします。「重なるよな」と思うのは、そういうことですか。

サケとカメ

小林)そういうこともあるので、ドアのところに「サケとカメ」と書いた紙を貼っておきます。

飯田)「サケとカメ」。

小林)サは財布、ケは携帯、トは時計、カは鍵、メは名刺入れ。

新行市佳アナウンサー)なるほど。

新行市佳アナウンサー、小林弘幸氏、飯田浩司アナウンサー

朝起きたら、簡単な仕事を1つする

飯田)自分のなかの砦のようなものをつくっておくのですね。他にも、朝にやったらいいという行動はありますか?

小林)とにかく朝起きたら、1つ仕事をすることが重要です。

飯田)仕事?

小林)片付けでもいいですし、原稿チェックやきょうのプレゼンのチェックでもいいです。きちんと座って仕事をしてしまうのです。そうすることによって1つのいい流れができ、呼吸も落ち着いて、余裕を持って次の過程に移れます。

早起きをして自律神経を安定させ、散歩などの行動を起こすことが大切

新行)さらに生活習慣をリセットする方法はありますか?

小林)こういう質問がきたときに皆さんによくお伝えしているのは、朝、いままでより30分でも1時間でもいいから早く起きるということです。

飯田)朝、早く起きる。

小林)「早起きは三文の徳」などと言います。朝早く起きると、心に余裕ができます。余裕ができると、人は呼吸が安定するのです。

飯田)そうなのですね。

小林)自律神経を安定させるためには、呼吸を安定させることが最もいい方法です。深くゆっくりとした呼吸になるためには、朝早く起きることが重要です。朝早く起きて、散歩でもいいし音楽を聴くことでもいいですから、行動を起こすということです。

飯田)行動を起こす。

小林)私の場合は朝起きたときに、1段でもいいからタンスの洋服やネクタイを整理します。目的よりも、行う行為の意識が大事だと思います。

飯田)ラジオを聴くのはどうですか?

小林)音を聴こうとすることで頭がクリアになっていきますから、いいと思います。途中に流れる音楽も癒しになります。

番組情報

モーニングライフアップ 今日の早起きドクター

毎週月~金曜日 朝6:15~

番組HP

医師が週替わりで登場。
飯田浩司アナウンサーと新行市佳アナウンサーが、健康に関する疑問や予防法、症状、治療法などを聞きます

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