コロンブスがいなかったら「カボチャ」は世界に広がらなかった?
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。10月25日放送分のテーマは「カボチャの豆知識」です。
アメリカ大陸が原産地とされるカボチャですが、15世紀の終わりにアメリカ大陸を発見したクリストファー・コロンブスがヨーロッパに持ち帰り、その後、世界中に広がっていきました。
カボチャが日本に伝わった経緯には、諸説あります。なかでも、16世紀半ばにポルトガルの船が現在の大分県に流れ着いた際、「カンボジアで採れたカボチャを殿様に贈ったのが始まり」とする説が有力だとか。
「カボチャ」という名前もカンボジアに由来し、もともとは「カンボジア瓜」と呼ばれていました。それが「カボチャ瓜」になり、最後は「カボチャ」になったそうです。
カボチャの漢字は「南瓜」であり、「南蛮から伝わった瓜」という意味です。この「南蛮」とは東南アジアなどを指しています。
また、カボチャは「南京」とも呼ばれています。カンボジアから港がある中国の南京を経由して、日本に伝わってきたことが由来とされています。
江戸時代、女性が特に好きな食べものを表す言葉として「いも・たこ・なんきん」が誕生しましたが、この「なんきん」もカボチャのことです。他にも「唐茄子(とうなす)」など、カボチャにはさまざまな呼び方があります。
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