思わず手に取りたくなる!「Suicaのペンギン」の新作駅弁

By -  公開:  更新:

【ライター望月の駅弁膝栗毛】
「駅弁」食べ歩き20年・5000個の放送作家・ライター望月が、自分の足で現地へ足を運びながら名作・新作合わせて、「いま味わうべき駅弁」をご紹介します。

Suicaのペンギン 大人のお子さまランチ

画像を見る(全6枚) Suicaのペンギン 大人のお子さまランチ

この秋は、鉄道開業150年に合わせ、昔ながらの「復刻駅弁」がたくさん登場しました。一方で、いまどきの“可愛らしい”パッケージが施された駅弁もあります。なかでも東京駅とその周辺で販売されているSuicaのペンギンがあしらわれた駅弁は、女性の方を中心に、毎日完売が続いていて、その人気ぶりが伺えます。

E235系電車・普通列車、山手線・恵比寿~目黒間

E235系電車・普通列車、山手線・恵比寿~目黒間

10月1日~12月末までの予定で運行されている“黒い山手線”。鉄道開業150年を記念して、鉄道開業当時の1号機関車をイメージしたラッピングが施されたと言います。戦前の鉄道車両は、黒い機関車や茶色の客車、ぶどう色の電車が中心でしたが、昭和20年代に登場した東海道本線の“湘南電車”からは、塗色がカラフルになりました。通勤電車も、昭和30年代初めの中央線以降、徐々に路線別の色が決められていきました。

Suicaのペンギン 大人のお子さまランチ

Suicaのペンギン 大人のお子さまランチ

そんな首都圏の通勤電車の利用に欠かせないアイテムといえば、「Suica」をはじめとした交通系ICカードです。磁気式のイオカードから切り替えたときのスムーズな改札通過は、私自身大変心地よく、感激した記憶があります。そんな「Suicaのペンギン」をあしらった新作駅弁「Suicaのペンギン 大人のお子さまランチ」(1600円)が、10月1日から2万個の数量限定で、東京・上野・品川・新宿・大宮の各駅弁売店で販売されています。

Suicaのペンギン 大人のお子さまランチ

画像を見る(全6枚) Suicaのペンギン 大人のお子さまランチ

【おしながき】
・トマト風味ライス グリーンピース
・ハンバーグとマッシュルームソテー デミグラスソース
・鶏肉のマスタード焼き
・赤ウインナー
・エビフライ
・ポテトフライ
・スパゲティナポリタン
・チーズポテトサラダ
・ライスコロッケ
・野菜入り玉子焼き(スペインオムレツ風)
・塩トマト甘納豆

Suicaのペンギン 大人のお子さまランチ

Suicaのペンギン 大人のお子さまランチ

「Suicaのペンギン 大人のお子さまランチ」の魅力は、何といってもパッキンも付いた普段使いが可能な弁当箱。雑誌・オレンジページのプロデュースで、日本ばし大増が製造した弁当は、大人も十分に味わえる旅先の食事を意識したコンパクトな構成です。東京駅の「駅弁屋 祭 グランスタ東京」で観察していますと、女性の方が手に取っていく光景がよく見受けられました。駅ナカの自販機で使える飲料のお得なクーポンも封入されています。

E235系電車・普通列車、山手線・田端~駒込間

E235系電車・普通列車、山手線・田端~駒込間

現在開催中の「駅弁味の陣2022」にもエントリーされている、「Suicaのペンギン 大人のお子さまランチ」。販売するJR東日本クロスステーションフーズカンパニーによりますと、大変好評をいただいており、間もなく予定の数量に達してしまいそうとのこと。お出かけはもちろん、お勤めの日も少し贅沢なランチとして駅弁をいただけば、プチ旅気分が楽しめて午後の仕事が捗りそうな新作駅弁です。

連載情報

ライター望月の駅弁膝栗毛

「駅弁」食べ歩き15年の放送作家が「1日1駅弁」ひたすら紹介!

著者:望月崇史
昭和50(1975)年、静岡県生まれ。早稲田大学在学中から、放送作家に。ラジオ番組をきっかけに始めた全国の駅弁食べ歩きは15年以上、およそ5000個!放送の合間に、ひたすら鉄道に乗り、駅弁を食して温泉に入る生活を送る。ニッポン放送「ライター望月の駅弁膝栗毛」における1日1駅弁のウェブサイト連載をはじめ、「鉄道のある旅」をテーマとした記事の連載を行っている。日本旅のペンクラブ理事。
駅弁ブログ・ライター望月の駅弁いい気分 https://ameblo.jp/ekiben-e-kibun/

Page top