鏡餅の上にある「柑橘類」の正式名って何なの?
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。1月3日放送分のテーマは「鏡餅」です。
古くから餅は、特別な日である「ハレの日」に神様に捧げる神聖な食べ物と言われていました。なかでも「鏡餅」は、新年にお迎えする年神様へのお供え物であり、同時に神様からの頂き物と考えられていました。
「鏡餅」という名前は、「銅鏡」の形に似ていることから呼ばれるようになったと言われています。他にも鏡餅の丸い形は「人の魂がこもる心臓」や「社会、人間同士のお付き合いが円満であること」を表しているとも考えられるそうです。
また、鏡餅は満月の形に似ています。満月は別名「望月」とも呼ばれ、昔の人は「鏡餅を拝むと望みをかなえられる」と信じていたそうです。
また鏡餅は、大きい餅と小さい餅が重なり合っています。2つの餅は「月と日」、「陰と陽」を表していると言われたり、「福」と「徳」が重なって縁起がいいとも伝えられているそうです。
鏡餅の上に載っているのは、柑橘類の「橙(だいだい)」です。橙は木から落ちずに大きく育つことから、「その家が代々大きくなって落ちない」という縁起物として考えられているそうです。
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように・・・