「桜鯛」と「サクラダイ」って、同じ魚ではないの?
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。3月8日放送分のテーマは「“桜”が付く魚の名前」です。
「桜魚(さくらうお)」とは、桜の花が咲くころに獲れる魚という意味で、主に「ワカサギ」や「小さなアユ」などを指します。
名前に「桜」が付く魚としては、「桜鯛」があります。真鯛のなかで「桜の花が咲くころに水揚げされる鯛」のことだそうです。
真鯛は初夏にかけて産卵期を迎えるため、春の時期からエサをたくさん食べるようになります。繁殖を控えたメスの体はピンクに色づくのですが、ちょうど桜が咲く時期にピンク色を帯びることなどから、「桜鯛」と呼ばれているそうです。
また、カタカナ表記の「サクラダイ」もいます。こちらも鮮やかな赤色の魚ですが、真鯛の仲間ではなく、「ハタ」の仲間だそうです。大きさも15センチほどで、真鯛に比べると小ぶりです。
他に「桜」が付く魚介類としては、桜の季節に獲れ、身の色がほんのり桜色であることから名前が付いたとされる「サクラマス」。また、体内の赤い色素が桜色に見えることが由来とされる「桜えび」などがあります。
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