あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。6月19日放送分のテーマは「じゃんけんグリコ」です。

※画像はイメージです
階段で「じゃんけん」する遊びがあります。グーで勝ったら「グリコ」、チョキで勝ったら「チョコレイト」、パーで勝ったら「パイナップル」と声に出しながら、それぞれの文字数だけ階段を上り下りします。
「じゃんけんグリコ」や「グリコ」と呼ばれる遊びですが、いつごろ誕生したのかは不明です。
1933年(昭和8年)、大阪朝日新聞の「グリコ」の広告に、東京で流行するじゃんけんの呼び方として「グー=グリコ」「チョキ=チョコレイト」「パー=パイナップル」と紹介されていたそうです。この広告がきっかけとなり、全国的に遊びが広まったと考えられています。
「グー」に「グリコ」が選ばれた理由としては、当時からグリコのキャラメルが販売されており、「子どもたちに親しまれていたからではないか」と言われています。
また、福岡県北九州市では「パー=パラシュート」とする場合もあります。一説には戦時中、陸軍の兵器をつくる施設があったためと考えられるそうです。